よみカル英文マガジン第182号(2025年4月)

【Yomiten】よみカル英文マガジン第182号(2025年4月)

よみうりカルチャーが月に1回更新している英文マガジンです。
やさしい英語エッセーや役立つ英語表現を楽しく紹介しています。
その他、よみうりカルチャーのおすすめ講座や読者限定プレゼントなど、盛りだくさんの情報をお届けします。

■目次■
1. ダミアンの山あり谷あり~英文エッセー~
2. よみうりカルチャーのおすすめ講座
3. 今月のプレゼント
4. 英文通信添削講座のご案内
5. English Crossword~英単語でクロスワード
6. 長辻先生のバーブ・ヒロコ流 英語の楽しみ方
7. 役に立つ英訳「Yak Yak Yak」
8. お知らせ
9. 編集後記

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1.【ダミアンの山あり谷あり~英文エッセー】

The other day, I bumped my arm. I hit my elbow on the edge of a table.

I didn't hit it hard, but it was very painful.

The bone in the elbow is very sensitive. In English, this bone called the funny bone.


"Ouch!"


My son asked me what was wrong.


I said, "I hit my funny bone."


He asked, "Is it funny?"


"It's not funny as in amusing. It's funny as in strange that it hurts so much!"


My son said, "It should be called a noisy bone, because you made a loud noise when you hit it."


I told him that we couldn't call it a noisy bone because there was another bone that was very, very noisy.


Do you know what it is?


What is the noisiest bone?


A trombone!


★オンラインで行う「ダミアンのアフタヌーン英会話」が好評開講中です。
少人数グループレッスンと個人レッスンがあります。
詳細は⇒ https://www.ync.ne.jp/gogaku/2022/09/damian_online.php

★よみうりカルチャーのYouTubeチャンネル「よみカルチャンネル」でよみカル1分英語「ダミアン先生のTravel Tips」を配信中です。
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★よみうりカルチャーHP「語学カレッジ」でダミアンさんの「英語の裏ワザ」を掲載中。
詳細は⇒ https://www.ync.ne.jp/gogaku/shittoku/urawaza/

2.【よみうりカルチャーのおすすめ講座】
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 「絵画で読み解く科学の歴史」レンブラント編
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レンブラント「テュルプ博士の解剖学講義」を取り上げ、そこに描かれたものから、それぞれに関わる科学の発展の歴史を紐解き、絵画の秘密にも迫ります。
美術史の専門書では得られないユニークな内容で、理系文系問わず幅広い人に楽しんでいただけます。

【講師】美術史・科学史研究家 松本 佳子
【日時】6月7日(土)13:00~14:30
【会場】東京・大手町(読売新聞東京本社3階「新聞教室」)
【受講料】3,850円
※維持費別途
詳細は⇒ https://www.ync.ne.jp/otemachi/kouza/202504-18010137.htm

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 蔦屋重三郎と寛政の出版統制
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江戸のメディア王・蔦屋重三郎を襲う寛政の改革による出版統制。
蔦重はいかにしてこの危機を乗り切ったのか?
庶民のエンタメを守る奮闘ぶりを紹介します。

【講師】江戸文化研究執筆家 櫻庭 由紀子
【日時】5月17日(土)14:00~15:30
【会場】東京・大手町(読売新聞東京本社3階「新聞教室」)
【受講料】会場:会員3,300円、一般3,850円
     オンライン2,750円
※維持費別途
詳細は⇒ https://www.ync.ne.jp/otemachi/kouza/202504-18010025.htm

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 サイエンス読書カフェ 4/22
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"身の回りの科学"を中心に、さまざまなサイエンスの本が出ています。
今回は「宇宙(そら)を編む」(小学館)井上榛香さんをゲストに迎え、技術者や宇宙飛行士を目指すのではなく、宇宙開発の世界と社会、市民を結びつけたいという思いをはぐくみ、サイエンスライターになったその夢と実現のプロセス、これからのテーマなどのお話をうかがいながらセッションを進めます。
案内役は日本科学技術ジャーナリスト会議元会長の小出重幸さん。

【日時】4月22日(火)18:15~19:35
【会場】東京・大手町(読売新聞東京本社3階「新聞教室」)
【受講料】会場1,780円、オンライン1,580円
※維持費別途
詳細は⇒ https://www.ync.ne.jp/otemachi/kouza/202504-18011401.htm

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 13世紀モンゴル・インパクトと『ロマンスの夢』
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13世紀モンゴルの襲来「モンゴル・インパクト」の時代を舞台とする小説「斜陽の国のルスダン」の著者である並木陽さんと漫画「奸臣スムバト」「天幕のジャードゥーガル」の作者トマトスープさんが、歴史叙述を含むこの時代の「物語」に着想を得て、新たな話を創作することの面白さについて語ります。

【講師】小説家、脚本家、マンガ原作者 並木 陽
    漫画家 トマトスープ
【日時】4月26日(土)13:00~14:30
【会場】東京・大手町(読売新聞東京本社3階「新聞教室」)
【受講料】会場:会員3,520円、一般4,070円
     オンライン2,750円
※維持費別途
詳細は⇒ https://www.ync.ne.jp/otemachi/kouza/202504-18010075.htm

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 第7回 日本語力をスキルアップ~校閲オンライン講座
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今回は本講座4回目のベテラン講師と、現役の校閲担当者による対談を開催します。
新聞校閲の現場や担当者の素顔、最近遭遇した珍しい記事直しなどについて語ってもらいます。
事前配布問題にも挑戦していただきます。

【講師】読売新聞東京本社 元校閲部長 鳥居 美樹
【日時】.4月20日(日)10:00~11:30
【受講料】オンライン3,850円
詳細は⇒ https://www.ync.ne.jp/culture/kouza/202504-18150005.htm

3.【今月のプレゼント】
※このページをご覧の方限定です。
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 企画展「アーツ・アンドクラフツとデザイン」招待券
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◎6月29日(日)まで有効
茨城県近代美術館(茨城県・水戸市) / 1組2名様にプレゼント
19世紀後半にイギリスでおこったアーツ・アンド・クラフツ運動は、産業革命以後急速に失われつつあった職人の手仕事による上質なものづくりを見直すとともに、生活と芸術の一体化を目指しました。
その中心となったウィリアム・モリス、フランク・ロイド・ライトらが参加したこの運動の精神は、現代のデザイン思想にまで引き継がれています。
本展では、テキスタイルや壁紙、家具。工芸品、宝飾品、書籍など約170点の多彩な作品により、アーツ・アンド・クラフツ運動の魅力と展開をご紹介します。

詳細は⇒ https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/viewer/info.html?id=420

※招待券をご希望の方は、住所・氏名・電話番号・英文マガジンの感想をご入力の上、yomiten@ync.ne.jp 宛にメールでご応募ください。
件名に「4月招待券プレゼント」と入力してください。締め切りは4月25日(金)。
※必要事項の記載されていないメールは無効となります。
※当選者の発表は招待券の発送をもって代えさせていただきます。
※個人情報は賞品の発送とご連絡以外には使用いたしません。

★ホームページなどで最新の情報をご確認ください。

4.【英文通信添削講座のご案内】

外国語を理解しているつもりでも、いざ自分で書いてみると難しい...。
そんな方も多いのではないでしょうか。
あなたの書いた英文をダミアン・ベイフォード講師がやさしく添削します。
少しずつ自分の言葉で表現できる力を身につけましょう。
無理なくできる月1回の通信添削講座です。
※随時申し込みできます。

~講座の流れ~
1. 毎月テーマと講師の例文メールを送信します。
2. テーマに合わせて文章を作成し、メールで送信してください。
(文字数の制限があります)
3. 講師がコメントをつけて添削、返信します。

講座の詳細は⇒ 
(体験・1回コース)お申し込みから直近の月の課題をお送りします。
https://www.ync.ne.jp/culture/latest/18021101.htm

(3回コース)4月~6月までの受講
https://www.ync.ne.jp/culture/latest/18021103.htm

(6回コース)4月~9月までの受講
https://www.ync.ne.jp/culture/latest/18021106.htm

5.【English Crossword~英単語でクロスワード】

(■の部分には、文字は入りません)

Across(ヨコ):
1) If there is a fire, please go immediately to the nearest _________________ exit.
6) I don't want to __________ dinner tonight.
8) Where did you go? I __________ to London.
9) Do you want this one? No, I want ________ one, over there.
10) Have you _________ been to England? No, never.
11) The teacher wore a striped ________.
12) Do you need it? Yes, it is ________________.


Down(タテ):
1) He couldn't go to school. He didn't get a good ______________.
2) I come from Japan! Come from Japan! From Japan. Japan. Pan...
3) When you finish boiling the egg, don't forget to turn off the ______.
4) What is your middle _________? It's James.
5) It's your turn to clean the bath today. I cleaned the bath _____________.
7) I want a cup of tea. Please put the ____________ on.
8) A bicycle has two ______________.


★正解は次の号で発表します。前号の正解はこちら。
crossword2503a.jpg

6.【長辻先生のバーブ・ヒロコ流 英語の楽しみ方 その97】

長辻裕子先生
長辻裕子先生

新学期。今年のお花見(cherry-blossom viewing)はいかがでしたか?
さまざまなシーンで、"meet new people, try new things"に、いい季節ですね。
おかげさまでこの月イチ連載も、8年を超え、100回、目前!。読者の皆様への感謝の思いと共に、語学学習の鉄則でもある「継続は力」を、改めて実感しております。
(とはいえ、今回は、掲載場所が移って初の号ということでもありますし、連載タイトルのご説明ご挨拶はまた後ほど)。

さて、クラスや講演会や会議などで、any questions?と訊かれることも多いと思いますが、ついモジモジ、手をあげるのを躊躇していらっしゃいませんか?
私のクラスでも、レッスン中ではなく終了後に質問者の長い列ができたり、仮に意を決して、レッスン中に挙手なさっても「今更幼稚な質問と思いますが、、」とか「私だけが解ってないかもしれなくて、他の方には申し訳ないですが、、」等々の前置きが長くなりがちです。
特に新クラス開講の際は、レベルうんぬんとは無関係に、周りへの遠慮や配慮が何重にも、という感じ。

そのお気持ちはよくわかります。なぜならば、私自身さまざまな習い事のグループレッスンを体験してきましたし、英語での講演会なども(経済などの苦手分野でも)聴衆として積極的に参加するように心がけているので、質問タイムでつい遠慮して出遅れて、Time's up.(時間切れ)になる悔しさは身にしみているのです。
ですので、思い切って質問した際に、すかさず講演者から"good question!"と言ってもらえた時は、ホッとすると同時に、やや得意な気持ちも芽生えますよね。

その効用を知っていながら、あえて、自分のクラスでは、good question という言葉をなるべく使わないように心がけているのです。なぜか?
それはずいぶん昔、(インタビューかエッセイで知ったのですが)著名な日本人物理学者のおっしゃった以下の言葉がとても印象深かったからです。
「質問に、いいも悪いもないのです。自分がわからない、と思ったらただ質問すればいいだけなのです」。
確かに、good question という褒め言葉を意識しすぎると、質問する際、逆説的に「これは bad question かも」と逡巡してしまいかねませんよね。

それもあって、私はクラスでは、代わりに、"Thank you for asking"を多用するようにしています。
気持ちとしては「その質問を出してくださったおかげで私も説明しやすくなって、クラス(や会議や講演)のためにも助かります」という感じでしょうか。
ビジネス英語でもよく耳にするフレーズですし、何より、別のsituation(誘いを断った直後に、「でも誘ってくださって嬉しいです」と感謝を伝える時など)でも重宝します。
便利な二刀流フレーズですね。

あ、はい、そこ、ご質問どうぞ。
「Why バーブ・ヒロコ?」 Gooood question!
じゃなかった、Thank you for asking.
答は、クラスでの私の口癖が「英語の基本は、SV。つまり主語+動詞(verb)。バーブを極めれば英語が楽しく、楽になりますよ」。
だからついたニックネームです。
これまでの連載をお読みくださっている方も、今日が初回の方も、今後ともバーブ・ヒロコをよろしくお願いいたします。


☆☆長辻先生は荻窪・恵比寿・大森・北千住・横浜センターで講座を担当しています。
詳しくはホームページ https://www.ync.ne.jp/ をご覧ください。

7.【役に立つ英訳Yak Yak Yak】

~次の文章は英語でどのように言えば良いでしょうか~
「夏休みは、アメリカに行くよりもむしろカナダに行きたい。」

ヒント
1."like to"(するのが好き)や "would like to" (したい)はダメです。
2.「むしろ~の方がしたい」は "would rather" や "would prefer" と言います。
3."would prefer" は "to" が必要です。
4.「は」は "during" (間) や "for" (のため) が良いです。

*答えは8.【お知らせ】の最後にあります。

8.【お知らせ】

◎【重要なお知らせ】
「よみカル英文メールマガジン」は、2025年3月号までで、メールでの配信を終了いたしました。
2025年4月からは新たに、よみうりカルチャーのホームページ(「よみカル情報」→「語学カレッジ」)で「よみカル英文マガジン」として毎月更新します。
これからはホームページでご覧いただけますよう、よろしくお願いいたします。
よみうりカルチャーホームページ https://www.ync.ne.jp/

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◎2025年4月からの英文マガジンの更新は毎月15日です。
(土・日・祝日等は更新日が変わります)


★「役立つ英訳Yak Yak Yak」の答えは
◎「「夏休みは、アメリカに行くよりもむしろカナダに行きたい。」
I would rather go to Canada than America during the summer vacation.

9.【編集後記】

今月号からホームページに「よみカル英文マガジン」の掲載が始まりました。
ダミアン先生、長辻裕子先生に引き続きご協力をいただけますこと、心より感謝いたします。
気候も良く新年度が始まったこの時期は、新しいことにもチャレンジしたくなりますね。

今月号もお読みいただき、ありがとうございます。
また5月の「よみカル英文マガジン」でお会いしましょう。


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【Yomiten】よみカル英文マガジン
発行者:読売・日本テレビ文化センター 事業グループ
ホームページ: https://www.ync.ne.jp/
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