2026.2.07更新 3/29(日)の「3人会」 テーマは「司馬遼太郎」!
皆さまお待たせいたしました!
2025年2月に続く、「3人会」を3月29日(日)に開きます!
シンポジウム
幕末・維新史研究者による司馬遼太郎作品論
―約60年以前の創作にどう向き合うか

最前線を走る幕末維新史研究者たちが
司馬遼太郎を語ります!
3月29日(日)11時30分~16時30分
会場:東京国立博物館平成館大講堂
【講演①】町田明広先生(神田外語大学教授)
司馬史観と町田史観の相克―薩摩藩・島津久光を素材にして
戦後日本人の歴史認識の形成に多大な影響を与えたのは、司馬遼太郎による「司馬史観」であった。その世界観は、「国家よりも個人」「理念よりも志」を基調とし、幕末・維新の英雄たちを近代化の担い手として描いた。
一方で、近年の歴史研究は様々な史料・文献などに基づく実証分析を通じて、司馬史観の物語的構造を再検討しつつある。演者のこれまでの幕末政治史の研究は、この点を意識したものである。
本講演では、薩摩藩および島津久光を素材にしながら、両史観の方法論的・思想的相克を考察することを目的としたい。
【講演②】中村武生先生(京都女子大学非常勤講師)
司馬遼太郎のつくった新選組を考える―「政治」をキーワードとして
現在の新選組イメージをつくったのは司馬遼太郎の小説といってよい。『新選組血風録』『燃えよ剣』等である。過言ではない。演者も中高生のころ愛読した。しかしどれだけおもしろくても創作物なのである。
演者はいま研究者として新選組と対している。信用できる同時代史料等によって幕末史に位置づけようとしている。キーワードは「政治」である。彼らを政治家集団とみている。
司馬は新選組を政治から切り離した。なぜなのだろう。それを考えたい。
【講演③】竹本知行先生(安田女子大学教授)
戦争から遡及する歴史「物語」―司馬遼太郎『花神』を手がかりに
司馬遼太郎の歴史小説に見られる歴史観の特徴はといえば、いわゆる「明るい明治」と「暗い昭和」という二項対立史観にあるというのが一般的評価である。しかし、歴史は連続性を持つものであり、「明治」から独立して「昭和」は存在しない。
司馬による「明治」の誕生の物語を詳細に追えば、それとの連続と非連続を確認することで、彼における「昭和」の姿が浮かび上がってくるはずである。そして、そこから彼が自らの旺盛な執筆活動の原動力として述べた「一九四五年八月の自分自身に対する手紙」という言葉に込めた思いを明らかにすることができるのではないか。
【シンポジウム】
司馬作品には多くの誤謬が見える。だからといって彼の作品の価値損なわれるものではない。3氏に共通する「読み手の意識変革がなければ、作品価値を損ねてしまう」という認識を基に、希代の作家の姿とその作品を考えていく。コーディネーター=朝山大吾(よみうりカルチャー)
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[会場参加]
参加費=6,600円 定員=300人
お申込み=よみカル錦糸町(以下のURLからお申込み)
【会場参加】幕末・維新史研究者による司馬遼太郎作品論ー約60年以前の創作にどう向き合うか | よみうりカルチャー錦糸町
注意事項=
※各氏の講演は70分、シンポジウムは60分を予定しています。
※「復習配信」付き。同時中継はありません。欠席の場合は、後日お送りする「復習配信」をお楽しみください。
※開場は11時、会場内は「自由席」です。参加者には「お楽しみ」があります。
※施設内では食事ができません。昼食をお済ませの上ご参加ください。
※平成館大講堂への入館は「西門」です。正門からは入場できません。
※東京国立博物館をご観覧の方は別途入場券が必要です。入場券をお持ちの方でも敷地内を通って平成館大講堂へ行くことができません。正門から西門へお回りください。
※詳しいご案内は、1週間前にお申込みの方へメールを差し上げます。
[録画配信]
参加費=5,500円
お申込み=よみカル錦糸町(以下のURLからお申込み)
【録画配信】幕末・維新史研究者による司馬遼太郎作品論ー約60年以前の創作にどう向き合うか | よみうりカルチャー錦糸町
注意事項=
※本講座はオンラインを使った「同時中継」ではありません。便宜上[日時]にはシンポジウム実施日を記載していますが、講座を録画し編集した動画ファイルを後日準備が整い次第、視聴URLをメールでお届けします。
※視聴期間は、お届けから1か月間です。
※各氏の講演は70分、シンポジウムは60分を予定しています。
※参加者には「お楽しみ」があります。
※詳しいご案内は、1週間前にお申込みの方へメールを差し上げます。
皆さまの奮ってのご参加、お待ちしています!