[フレフレ受講者]よみカル恵比寿の八田花音さん スパリゾートハワイアンズの「フラガール」に
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カレイナニ早川のお勤め帰りのフラダンス(恵比寿センター)
八田花音(はった・かのん)さん 18
よみうりカルチャーでフラダンスを受講していた八田さんが、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズの「フラガール」に採用されました。講師のハウナニ順子先生によると、よみカル出身者では4人目だそうです。入社を目前にした八田さんに意気込みなどをうかがいました。
母と姉がバレーボールをやっており、小さい頃から、よく練習にくっついて行っていました。それもあって、ものごころがついた時には自然とバレーを始めていました。以来、中学を卒業するまでバレー一筋でした。
中学卒業時には高校でもバレーを、と思っていましたが、高校に入学した時には新型コロナが広がり、バレーがもはや自由にできない状況になっていました。その長かった「おうち時間」の時にたまたま見つけて視聴したフラガールの動画が、すごく輝いて見えたのです。
もともと私が小さい頃は、毎年のように家族でハワイアンズに行ってフラダンスのショーを見ていました。私が小学校に入学するあたりから、バレーで忙しくなったことや2011年3月の東日本大震災などで、なんとなくハワイアンズから足が遠のいてしまっていました。
高1の夏休みに家族旅行でハワイアンズを訪れました。動画でフラダンスを見たことも旅行の理由の一つです。約10年ぶりに現地で見たフラダンスは新鮮で、とても輝いてみえました。その時、フラダンスっていいな、と思ったことがフラガールになろうと思ったきっかけです。
インターネットでフラを学べるところを探し、よみうりカルチャーの川崎センターを見つけました。2020年秋に入会してさっそく習い始めました。さらに恵比寿センターも紹介してもらい、両方のセンターに通うようになったのです。
フラガールを志したのが、高1の夏と遅かったので、なれるのかな、とずっと不安でした。家族の励ましもあって練習を続けられました。カルチャーでは受講者のみなさんが良くしてくれて、クラスが楽しかったです。先生の指導を自分のものにすることは当然ですが、周囲で一緒に踊っているみなさんのダンスのいいところをまねするなど自分なりにも工夫しました。
常磐興産スパリゾートハワイアンズによると、昨年9月の筆記や実技、面接による採用試験の結果、フラガールに合格したのは6人。4月に八田さんたち59期生が加わると42人になるという。新人フラガールは、常磐音楽舞踊学院で2年間、ポリネシアンダンスのほか、ハワイ語やウクレレ、ハワイ文化、ビジネスなどをみっちり学ぶ。デビューは今年夏の予定だ。 |
フラは、一つ一つのふりにそれぞれ意味があります。踊りを通してそれをみんなに伝えたいです。ソロダンサーは夢のまた夢です。見てくださる人が元気になれるショーができるダンサーになりたいと思います。できれば、子どもだった自分がかつて憧れたように、いつか自分も憧れられるような立場になりたいと思います。
2023年3月取材