[おうちで学びたいこと探そう]英会話 ―英語はコミュニケーションの道具―

情報誌「よみカル」から、特集した講座記事を紹介します。

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英会話

英語への苦手意識

「グッドモーニング!」
通勤・通学中の人にいきなり英語で話し掛ける外国人。日本テレビのかつての人気番組「ズームイン!!朝!」のシーンで、すっかりお茶の間の顔になったウイッキーさんです。

 「日本人が英語に苦手意識を持っているのはわかっていましたが、逃げる人が思った以上に多くて、がっかりしました。もちろん懸命に英語を話そうとしてくれた人もたくさんいました。褒めてあげたいです(笑)。そうした人がいたから15年も続けることができたのです」

 日本人はなぜ英語に気後れするのでしょう。ウイッキーさんはこう推測します。「読み書きはできてもしゃべることが苦手なのは、中学校の英語の先生が日本語で授業をすることが多かったせいでしょう。英語を"聞いて話す"という学習をしてこなかったからです。

 また、文法重視の学習法も英語嫌いを増やしてしまったと言います。



気持ちが伝わる英語

 ウイッキーさんの英会話講座の目的は、伝わる英語を身に付けることです。自作のテキストは、最近のニュースを題材に2人の人物が会話を交わすもの。登場人物になってテキストを読みながら、表現のニュアンスや会話に役立つフレーズを学んでいきます。

「じゃあ、この "really(リアリー)" (本当に)を使って会話をしてみましょうか」
受講者の一人は、昨日、銀座でのランチが楽しかったことを話します。

「Yesterday(イエスタデイ), I(アイ) really(リアリー) enjoyed(エンジョイド) lunch(ランチ) in(イン) Ginza(ギンザ)」(昨日の銀座でのランチは本当に楽しかった)

 日本語で直訳したような英文に、「一番言いたいのは、"本当に楽しかった"、だから、
I(アイ) really(リアリー) enjoyed(エンジョイド) から話し始めて楽しさを強調します。Yesterday(イエスタデイ) は最後」と指導するウイッキーさん。

「英語はコミュニケーションの道具です。言葉に自分の気持ちを乗せて話すことが大事です」
受講者さんは、「実践的な言い回しが勉強になります。小さな間違いもちゃんと直してくれる」と納得の表情です。

 一方、子どものクラスにはテキストがありません。まさに"聞いて話す"レッスン。
 木の絵を指さしながら、「What(ファット) is(イズ) this(ディス) ?」(これは 何?)と質問するウイッキーさん。

子ども:「it's(イッツ) a(ア) leaf(リーフ)」(葉です)
ウイッキーさん:「Then(ゼン), how(ハウ) many(メニー) leaves(リーブズ) are(アー) there(ゼア) ? 」(じゃあ、葉はいくつある?)
子ども:「Five(ファイブ).」(5つです)

上出来です。

「子どもはすごく上達が早いです。小さいうちに言葉の壁をなくせば、いくつでも外国語を覚えることができますよ」

 小学校でも英語の授業がスタートしましたが、「学校の英語は面白くない。こっちが楽しい」と4年生の受講者。特にゲームを使った英会話がお気に入りのようです。「アメリカのディズニーランドに行って楽しむのが目標」と、この日も元気に声を出していました。

※「よみカル」2019秋掲載 「英会話」のA.ウイッキー講師



A.ウイッキー講師の講座の紹介
※講座名をクリックすると講座詳細にリンクします

■よみうりカルチャー荻窪(03-3392-8891)ルミネ荻窪9階
ウイッキーさんのワンポイント英会話」第1・3・5木曜 14:30~15:45
ウイッキーさんの子ども英会話」第1・3・5木曜 16:50~17:30



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