- トップ
- 講座リポート・動画etc.
- 今野洋一
Lesson14 赤ちゃんをかわいく撮る
赤ちゃんの笑顔は愛くるしく、写真の被写体としては最高のモチーフです。
我が家にも初孫が誕生し、ジジ、ババは目尻が下がりっぱなしです。
ゆで卵のような肌や、澄んだ青みがかった美しい目のかわいい笑顔の写真を、アルバムに残してください。
A
①赤ちゃんのご機嫌のいい時に、曇り空のベランダで撮影しました。
②ISO感度を400にし、絞りをF8程度にしてバックをぼかします。
③ピクチャーコントロール(キヤノンでは「ピクチャースタイル」)を、ポートレートまたはスタンダードにしてください。
間違って風景などにすると、顔が真っ赤になってしまいます。
④曇り空でも逆光になるので、ストロボを弱めに発光します。
別売りのストロボに、光を拡散するディフューザーを装着して、光量を3分の1EV程度で弱めの、柔らかい光で撮るのがコツです。
内蔵のストロボの場合でも、弱めの光量で撮影してください。
①ISO感度を800にし、ストロボを使わずに撮影しました。
②窓の外からの光がメーンなので、ホワイトバランスは「晴天」に設定しました。
③明るい窓の方におもちゃを置いて、自らも腹ばいになってカメラを構え、「律ちゃん、ここまでおいで」と声をかけます。
④赤ちゃんがおもちゃに向かってハイハイしてくるところを、手を伸ばすタイミングや顔の表情などを見ながらシャッターを切ります。
◆講師 読売新聞社写真部OB 今野 洋一