Lesson13 流し撮りでスピード感のある写真を撮る

流し撮りで、走っている動物や飛行機などを撮影すると、背景が流れてスピード感のある写真が撮れます。

上手く撮る秘けつは、走っている被写体に合わせてカメラを左右にスムーズに動かしながらシャッターを切ることです。

A 多摩動物公園で走るチーター
走るチーター

①カメラに120~400ミリのズームレンズを装着し、手持ちで撮影

②シャッター優先モードで、50分の1にセット

③シャッターを連写モードにし、チーターの走りに合わせて左から右にスムーズに連写します

④カメラの狙いがチーターよりも先に行ってしまうと尻尾が切れてしまうので、チーターをファインダーの中央に置くように注意しましょう

B 羽田空港の夕暮れ (第1ターミナルの屋上から)
羽田空港の夕暮れ

 
 ①日没の時間を調べて、その1時間前にターミナルの屋上に行き場所取り

 ②カメラに、18~200ミリのズームレンズを装着し、手持ちで撮影

 ③シャッター優先モードにし、40分の1で撮りました

 ④日中も撮影できますが、夕暮れでバックの光が流れた方が、ムードのある美しい写真になります


◆講師 読売新聞社写真部OB 今野 洋一