Lesson3 花火の撮り方

※花火の撮影には、三脚・レリーズ・ペンライトが必要です。

①明るいうちに、撮影場所取りをします。風下は、煙で花火がよく見えないので、風上で、人の頭が入らない位置に三脚を立てます。

②花火が打ちあがる前にカメラのセットをします。一眼レフの場合、距離をマニュアル(M)にして無限大(∞)にし、ISO感度を100にセットします。撮影モードはMにして、シャッタースピードを5秒、絞りは単発の花火はF8に、スターマインのような連発のものはF16に変えます。

④打ち上げが始まったら、ファインダーを覗いて花火の位置・大きさを決めます。シャッターは、打ち上がったらすぐに押します。5秒間絞りが開いているので、何発も写ります。(縦位置の写真)

⑤花火大会では、2時間ほど打ち上がるので、基本の写真が撮れたと思ったら、三脚からカメラをはずして、手持ちで動かしながら撮影してみましょう。ISO感度は100のままで、シャッタースピードを3秒にし、絞りはF8にセットして、カメラを思いっきり動かして撮影してください。思ってもいない花火の写真が撮れます。(横位置の写真)

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◆講師 読売新聞社写真部OB 今野 洋一