講座コード:202510-01470020 2025年8月14日 更新

新設

ケルトからゴスペルへ~英米独自の流れ

キリスト教音楽―英米独自の流れ ケルトからゴスペルへ

元青山学院大学兼任講師・声楽家竹内 智子

 中東で生まれたキリスト教が世界へ伝わる過程で変容を重ねたように、キリスト教の音楽も大変多彩です。本講座ではキリスト教音楽を、その背景にある宗教・歴史・文化と共に多角的にとらえながら、その独自性や多様性を味わいます。映像や音楽の鑑賞を多用します。
 ヘレニズム、ヘブライズムだけではとらえきれない多彩なヨーロッパ文化への視野を持って、まず基層文化であるケルトから始め、アメリカのゴスペルまでをつなぐ英米のキリスト教音楽の流れを、特に口承伝承:人間の「声」に注目しながら通史的にたどります。
 バラッドからゴスペルまで、同じ一つの水脈から湧きあがり、1000年以上の時を経て途切れることなく継承されてきた言葉と魂の「声」を聴きたいと思います。

画像:The Met Collection API Ring 4th–5th century BCE Culture: Celtic
日時 10/7、11/4、12/2、1/6、2/3、3/3
第1火曜日 15:00~16:30

ホームページからのお申し込みは、受講日の2日前までとなります。

受講料 会員 6か月 6回 23,100円(うち消費税額2,100円)
維持費 2,310円
教材費
教材費 330円
テーマ 前半6回の講義では、導入としてアメリカの音楽・宗教を概観した上でケルト文化に入り、ケルトの世界観:文様と音楽、ケルトと初期キリスト教との出会い、初期キリスト教音楽の痕跡の残るアイルランドの聖歌、ケルト以来のイギリス・バラッドの世界などを扱う予定です。

後半6回の講義では、続きとしてバラッドと賛美歌の関係を軸に、イギリス・ルネサンス期の文化(演劇・音楽)と宗教改革(国教会と音楽)、ピューリタンの出現と新大陸アメリカへの移住、アメリカの白人の植民地社会と音楽の変容、各国の移民や黒人奴隷の歴史、リヴァイバル運動における白人・黒人のスピリチュアル~ゴスペルの誕生、キング牧師の公民権運動と音楽の力などを扱う予定です。
途中受講 できます
見学 できます  無料20分
体験 できます 体験料 4,290円(うち消費税額390円)
初回持参品 筆記用具

※ホームページからもお申し込みいただけます。ホームページからのお申し込みには「読売ID」の登録が必要です。詳しくは「初めてご利用の方へ」をご覧ください。

※「読売ID」の登録には一人ひとつのメールアドレスが必要ですが、メールアドレスをお持ちでないご家族がいて複数人分を申し込みされたいなどの場合は、「見学申込・問合せ」(公開講座は「お問い合わせ」)ボタンから各人のお名前や人数などを入力して送信してください。

※残席状況は申し込み手続き中に変動する場合があります。

※受講料や維持費、教材費等は消費税込みの金額です。講座開始日前のご入金をお願いします。

※開講できない場合や、日程、内容が変更になる場合があります。

※当社側の事情で講座が成立しない場合は全額を返金します。お客様の都合でお申し込みをキャンセルされた場合は、所定の手数料を承ります。

※定期講座の受講はよみうりカルチャーに入会が必要です。定期講座の体験、公開講座の受講はよみうりカルチャーに入会不要です。入会・受講規約をご覧ください。

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