講座コード:202410-01510201 2024年10月4日 更新

『南方録』を読む

千利休と侘び茶の世界

古典翻訳家水野 聡

 千利休、わび茶の心を伝える奥伝書、南方録。古来数多い茶書の中で、最も重要視されてきた茶道の聖典とよばれる名著です。
 利休の高弟、禅僧南坊宗啓の聞書に、利休が奥書・印可を加え成立したといわれます。当講座では、南方録の「覚書」「台子」「墨引」など全七編から、名文・名段落を選んで、受講生とともに音読。利休侘び茶の骨法を、当時の武人や名茶人のエピソードなども交えながら、初級者向けにくわしくやさしく解説していきます。
※テキストは『南方録』(岩波文庫)を使用します。受講に際して必要ですので各自ご用意ください。
日時 10/15、11/5、12/3、1/7、2/4、3/4
第1火曜日 10:30~12:00

ホームページからのお申し込みは、受講日の4日前までとなります。

受講料 会員 6か月 6回 19,800円(うち消費税額1,800円)
維持費 2,310円
教材費
資料・コピー代 990円
テーマ ◆第一回 10/1「南方録概説」
千利休と露地草庵、侘び茶の成立。茶道史概説。
◆第二回 11/5「覚書その一」
茶禅一味。茶の心と仏教、禅の精神との関連について。
◆第三回 12/3「覚書その二」
暁の茶会、小座敷の道具(わび道具)とは。
◆第四回 1/7「覚書その三」
師、武野紹鷗と利休のわび茶の創設と定義。
◆第五回 2/4「棚その一」
小座敷茶の湯の秘伝をこめた、紹鴎袋棚。
◆第六回 3/4「棚その二」
利休・宗及等、桃山時代の茶匠が創案した数々の棚物。
途中受講 できます
見学 できます
体験 できます 体験料 3,850円(うち消費税額350円)
初回持参品 筆記用具
使用テキスト『南方録』岩波文庫1986.5.16 南坊宗啓著、西山松之助校注
講師ホームページ http://nobunsha.jp/

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※残席状況は申し込み手続き中に変動する場合があります。

※受講料や維持費、教材費等は消費税込みの金額です。講座開始日前のご入金をお願いします。

※開講できない場合や、日程、内容が変更になる場合があります。

※当社側の事情で講座が成立しない場合は全額を返金します。お客様の都合でお申し込みをキャンセルされた場合は、所定の手数料を承ります。

※定期講座の受講はよみうりカルチャーに入会が必要です。定期講座の体験、公開講座の受講はよみうりカルチャーに入会不要です。入会・受講規約をご覧ください。

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