講座コード:202601-18010045 2025年11月7日 更新

公開

皇居三の丸尚蔵館連続講座 全18回⑤皇居三の丸尚蔵館の名品・優品・珍品から

近代陶磁と七宝を楽しむ視点

皇居三の丸尚蔵館 主任研究員岡本 隆志

 皇居三の丸尚蔵館には、明治・大正・昭和の三代にわたる近代工芸の優品が収蔵されています。本講座では、その中から陶磁と七宝に焦点を当てて代表的な作品を取り上げ、製作背景など各作品にまつわる興味深いエピソードとともにご紹介いたします。
 わが国の近代の陶磁・七宝は、西洋から採り入れた化学的知識や機械技術により表現の幅が広がり、近世までの作風から大きな転換を遂げ、主要な輸出品の一つとして好評を博しました。近年、海外から里帰りした作品によって、それら明治時代に輸出された工芸作品が「超絶技巧」という言葉とともに注目されるようになりました。
 皇居三の丸尚蔵館に収蔵される工芸作品は、輸出向けの作品とは異なり、皇室へ納めるために製作されたものや、その当時の博覧会や展覧会などに出品されて皇室に買い上げられたものです。近代工芸の最高峰である帝室技芸員の作品から、歴史の中に埋もれてしまった逸品まで、90分でその見どころを語り尽くします。

写真=
①並河靖之(重要文化財)「七宝四季花鳥図花瓶」
②三代清風與平(重要文化財)「旭彩山桜花瓶」
いずれも皇居三の丸尚蔵館収蔵
日時 3/8 日曜日
 14:00~15:30
受講料 会員  1回 2,750円(うち消費税額250円)
一般  1回 2,750円(うち消費税額250円)
維持費 220円
ご案内 会場:読売新聞東京本社3階「新聞教室」(地下鉄「大手町駅」C3出口直結、3階にある読売新聞関連グッズを扱うお店「よみうりショップ」(隣は調剤薬局)の中に「新聞教室」はあります)
※13:30開場予定です。
初回持参品 筆記用具

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