プロ野球という舞台で、結果だけでなく“人間性”を重視し続けてきた木佐貫さんの講演です。数字や話題性に左右されない“本当に伸びる人材”をどう見極めているのか。技術よりも心、才能よりも努力、チームよりも“人”を中心に考えるその哲学には、巨人ファンはもちろん、組織を導くリーダーや経営者、子どもたちを指導する野球指導者にも通じる示唆が詰まっています。

　亜細亜大学から2002年ドラフト1位で巨人に入団し、1年目の2003年には10勝7敗、防御率3.17で新人王を獲得。以後、巨人、オリックス、日本ハムで活躍しました。引退後はスカウトやコーチとして若手選手の発掘・育成に尽力。グラウンドの内外で「人」と向き合い続けてきました。スカウトの眼と心で語る“巨人を支える力”とは？　現役スカウトの話を聞ける貴重な機会となります。当日は教室で直接、オンラインでも参加可能です。

【写真】読売巨人軍 提供

【聞き手：楢崎豊　経歴】
2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。2023年11月まで野球メディア「Full-Count」編集長。現在は同社の野球事業ディレクター。