英語の裏ワザ【ワンポイントレッスン】~70~ 仮定法の使い方

よくある間違えやすい英語をわかりやすく説明します。
もう寝る時間だぞ!
⇒ It's time to sleep. ×
文法的には問題はありませんが、お母さんが子供に対して伝える場合の
会話を想像すると、あまり自然な言い方とは言えません。
まず、動作として、 "sleep" (どちらかというと「眠る」)よりも
"go to bed" (寝る)の方が良いです。
It's time to go to bed.
しかし、ここにもワンランクアップの表現があります。
「もう~をする時間だぞ」を表すには 「It's time you + 仮定法」という表現があります。
仮定法は条件を提示するだけはありません。
現実とは異なる状況を要求したり、望みを表現するといった場面でも使われます。
今回のようなシーンにはピッタリです。
「もう...」と「...だぞ」を考えると、事実(寝る時間)を述べているだけではなく、
強い要求(命令の「はやく寝なさい!」の手前)の言い方ですね。
もう寝る時間だぞ!
⇒ It's time you went to bed. ○