英語の裏ワザ【ワンポイントレッスン】~67~ almost の使い方

よくある間違えやすい英語をわかりやすく説明します。
ごめんなさい! あなたの話がほとんど聞き取れません。
→ Sorry! I can almost hear your story ×
この英文には問題が2か所あります。
まずは "your story" です。
日本語では相手が言っている言葉を「あなたの話」と表現することが多いですが、
英語では「あなた」つまり "you" という言い方が自然です。
次の問題は "almost" です。
"almost" は 「ほとんど」という意味で使いますが、結局「ほとんど ... ない」と
いう否定的な使い方です。
「ギリギリ届く」や「かすかに聞こえる」などの場合は「かろうじて」ですが、一応「できる」
という領域になるので "almost" は使えません。
使える副詞は "hardly", "scarcely" や "barely" になります。
ごめんなさい! あなたの話がほとんど聞き取れません。
⇒ Sorry! I can hardly hear you. ○
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The letters are too small. I can hardly read it!