英語の裏ワザ【ワンポイントレッスン】~66~ 分数が関わる主語
よくある間違えやすい英語をわかりやすく説明します。
学生たちの4分の1は学校へ行けるようになったことを喜んでいます。
⇒ A quarter of students is delighted that they were able to go to school. ×
直したい箇所は2つあります。
まず、 "a quarter of" は確かに単数形に見えますが、このような分数がかかわる主語の
ほとんどの場合には、述語動詞(ここでは be 動詞)はその名詞 "students" (可算名詞)に一致させます。
学生の4分の1はたくさんの学生を指します。ゆえに "is" ではなく "are" が正しいです。
もう一つの問題は「~できるようになった」の英訳です。
"were able to ~" は過去でできたことを指しますので、ここでは不適切です。
過去形ではなく、「今現在はできる」の中に「今現在」を強調するというふうに考えます。
"are now able to" または "can now" と言います。
⇒ A quarter of students are delighted that they are now able to go to school. ○
A third of students wear uniforms like this. Two thirds of students now wear blazers.