英語の裏ワザ【ワンポイントレッスン】~62~ The difference between "let" and "have" 使役の「let」と「have」の違い
よくある間違えやすい英語をわかりやすく説明します。
彼が戻ったら電話させます。
⇒ I'll let him call you when he gets back.×
文法的にはこの文章は間違っていませんが、「させる」のニュアンスがずれています。
英語では「使役」、つまり「~させる」は基本的に4種類あります。
上の例文の "let" は「許可をする」意味の「させる」です。
本人がやりたいことをさせる時に使います。
例えば
He let his son play video games. 彼は息子さんにゲームをさせました。
"make" は「強制する」という意味の「させる」です。
本人がやりたくないことをさせる時に使います。
例えば
He made his son clean his room. 彼は息子に部屋を掃除させました。
当然やってくれることには、"make" や "let" はどちらも合わない単語です。
一般的に "have" を使います。
ある程度説得する必要がある場合は"get" を使うことが多いです。
"have" の場合、動詞は原形でいいです。 "get" を使うと、 "to" と不定詞が必要になります。
彼が戻ったら電話させます。
⇒ I'll have him call you when he gets back. ○
(I'll get him to call you when he gets back.)