英語の裏ワザ【ワンポイントレッスン】~60~ Conditional sentences (2) 仮定法 あり得ない条件の場合の言い方

よくある間違えやすい英語をわかりやすく説明します。
もし私が億万長者だったら、でっかい家を買います。
⇒ If I am a millionaire, I will buy a huge house.×
条件のある英文の続きです。
今回は2つ目のタイプ、つまり「有り得ない条件」に挑戦してみましょう。
上の条件の内容は明らかに事実と異なります。
私は英会話の講師で、億万長者ではありません!
「億万長者じゃありませんけど、でももし億万長者だったら...」という場合、
条件形を使います。
英語の条件形は、ほぼ過去形にそっくりです。
唯一の違いは "was" は "were" になります。とは言っても、
このルールを無視するネイティブ・スピーカーが多く、
"If I was..." という人が大半です。
上の例文では "If I were a millionaire," (テストの時はこれ!)
または会話的な言い方で "If I was a millionaire" と言います。
タイプ2の結果の部分(でっかい家を買います)は、
タイプ1(あり得る条件)の未来形will を条件形にします。
未来形の過去形というのが何となく変ですが、will は would になります。
もし私が億万長者だったら、でっかい家を買います。
⇒ If I were a millionaire, I would buy a huge house. ○
ちなみに「でっかい家を買えます」に変えた場合、
"can" の条件形である "could" ("would" に似ていますね)を用います。