よみカル英文メルマガ第101号(2018年7月)

【Yomiten】 よみカル英文メールマガジン第101号(2018年7月)

よみうりカルチャーが月に1回配信しているメールマガジンです。
やさしい英語エッセーや、スポーツ英語、役立つ英語表現を
楽しく紹介しています。その他、よみうりカルチャーのおすすめ講座
など、盛りだくさんの情報をお届けします。

■目次■
1. ダミアンの山あり谷あり ~英文エッセー~
2. 今月のおすすめ講座
3. 英文・中国語・韓国語 通信添削講座のご案内
4. スポーツ英語にチャレンジ
5. 長辻先生のバーブ・ヒロコ流 英語の楽しみ方
6. リー先生の僕も書いてみた!~英文エッセー~
7. 役立つ英訳「Yak Yak Yak」
8. お知らせ
9. 編集後記

************************************************************

1.【ダミアンの山あり谷あり ~英文エッセー~】

~ よみうりカルチャーの英会話講師、ダミアン・ベイフォードさんが遭遇し
た面白いエピソードを英語でお届けします ~

It has been a very good summer for fruit in our garden this year.
We picked lots and lots of tayberries and gooseberries.
My wife froze a lot of the fruit to make jam.
In fact the freezer is so full of fruit that there is
no room for anything else.

My son looked in the freezer and sighed.

"What's wrong?"

"We have to eat beef every day," he said.

"Beef? Why beef?" I asked.

Our freezer is "gyu-gyu".


★「語学カレッジ」でダミアンさんの「英語の裏ワザ」を掲載中
(更新不定期)⇒ https://www.ync.ne.jp/gogaku/shittoku/urawaza/



2.【今月のおすすめ講座】

―――――――――――――――――――――――――――――――
2.夏休みジャイアンツ練習見学&ぐるっと東京ドーム
~B席チケット付き~
―――――――――――――――――――――――――――――――
通常の開場時間では見られないジャイアンツの打撃練習をバック
ネット裏で見学し、普段は入れない東京ドームの施設を見て回り
ます。案内役はジャイアンツ公式マスコットガールのヴィーナス。
ジャビットとの記念撮影やオリジナルグッズのプレゼントも。ツアー
後は野球観戦をお楽しみいただきます。

【参加費】 5,720円(B席チケット代、保険料含む)
【定 員】 各日 80人

*お申込み、お問い合わせは事業本部(03-3642-4301)へ。


3.【英文・中国語・韓国語 通信添削講座のご案内】※2019年5月より英文のみになりました

ネイティブ講師があなたの文章を優しく添削します。
無理なくできる月1回の通信添削講座です。
*随時入会できます。
*便利なコンビニエンスストアでのお支払いです。

指導講師
●英語 :ダミアン・ベイフォードほか
●中国語 :徐 迎新(ジョ・ゲイシン)
●韓国語 李 銀淑(イ・ウンスク)

~講座の流れ~
1.毎月講師からテーマと例文メールを送信します。
2.テーマに合わせて文章を作成し、メールで送信してください。
(各言語に文字数の制限があります)
3.講師がコメントを付けて添削・返信します。

受講料
1回/972円 (よみうりカルチャー会員価格)/ 1,080円(一般価格)
3回/2,916円 (よみうりカルチャー会員価格)/ 3,240円(一般価格)
6回/5,832円 (よみうりカルチャー会員価格)/ 6,480円(一般価格)
*コンビニエンスストアでの振込手数料(108円)が別途かかります。

講座の詳細は⇒ https://www.ync.ne.jp/gogaku/tensaku/



4.【スポーツ英語にチャレンジ】

~2020年には東京でオリンピックが開催されます。この機会に
スポーツ英語にチャレンジしてみましょう~

One Point English for the 2020 Tokyo Olympics!

The Soccer World Cup is nearly over. Have you enjoyed the
matches? How unlucky Japan was!

Belgium snatched victory from the jaws of defeat.

サッカーのW杯がもう少しで終わりを迎えます。試合を楽しみましたか?
日本代表はなんとも運が悪かったですね!
ベルギーが最後の最後で逆転勝利をしました。

On the other hand, Japan was a little lucky to
progress to the knockout stage.

How did Japan make it to the knock-out stage?

その一方で、日本代表は決勝トーナメント進出においてはちょっと運が
良かったですね。
日本代表はどうやって決勝トーナメントに進んだのでしょうか?

How do you say 「セネガルと勝ち点、得失点、総得点は同じでしたが、
日本は反則ポイントが少なかったので、16強に進みました」in English?

英語で「勝ち点」は簡単に "points" と言います。

「得失点」は取ったゴール "goal"
と取られたゴールの数の「差」"difference"、

つまり "goal difference" を指します。

「総得点」は "goals scored" と言います。

反則ポイント(逆に言うとfair-play pointsフェアプレーポイント)はこの
大会から初めて導入されました。
反則の少ないチーム、つまりフェアプレーをしたチームの方が有利に
なります。

「16強」は "the last 16" と言います。
「進む」の言い方はたくさんありますが、 "reach" (届く)が一般的です。

「セネガルと勝ち点、得失点、総得点は同じでしたが、日本は反則
ポイントが少なかったので、16強に進みました」

⇒Japan had the same number of points, goal difference and goals
scored as Senegal,
but because it had more fair play points it reached
the last 16.


*錦糸町センターで「現役記者と英字新聞で学ぶスポーツ英語」講座を
開設しています。
読売新聞英字新聞部記者の並木大さんがユニークな角度からスポーツ
英語を解説します。
(見学・体験レッスンできます)
詳細は ⇒
https://www.ync.ne.jp/kinshicho/latest/02150010.htm

*並木先生のコラムが電子書籍になりました。わずか227円とお買い得。
スマホやパソコンで読むことができます。(第2弾です)



5.【長辻先生のバーブ・ヒロコ流 英語の楽しみ方 その16】

*長辻さんの写真はこちらです↓

https://www.ync.ne.jp/lang/picture/Hiroko%20Nagatsuji.JPG

お友達との日本語の会話なら、無意識にテンポよく相槌を打ちあって
楽しく会話がはずむものですが、なぜか英会話となると、受講生は、
自分の話に集中してしまい、(もちろん、脳内で英単語をかき集めたり、
構築したり、と大変なのはわかるのですが)、相手の話に相槌を打った
りという余裕がなくなりがちです。会話は、双方向性を持たない限り、
dialogue(対話)とはよべず、一方的なmonologue(独白)になって

しまいます。

そこを意識してもらうために、私は、クラスではたびたび、餅つきのたとえ
を出します。杵でつく人だけではなく、臼の横で、お餅を捏ね返す「捏取り
(こねどり)」役の人も必要ですよね。二人の呼吸が合って初めて、おいし
いお餅(楽しい会話)ができるわけで。

日本人のスピーチでよく最後に「ご清聴ありがとうございました」と言いま
すが、ご清聴=ご静聴が礼儀と思い込んでいる節がありますよね。会話は、
講演会やスピーチではないのですから、もう少し、能動的に捏取りした方が
楽しいのではないでしょうか?

私が若い頃アメリカで最初に遭遇した「捏取り」は、気がよくてカッコいい
露天商のお兄さんとの会話。
何かで話がはずんで、私が言ったセリフに対し、お兄さんが大笑いしながら
返したセリフは、
"You can say that again!"

今でこそ、この英文は「言えてるねえ~。うまいこと言うねえ!」という意味の
お決まり文句と知っていますが、なにぶん、ウン十年も前の若きヒロコは、
語学的にも人格的にも未熟でしたから、ウケたことに舞い上がり、「面白い
からもう一度言って」と言われたものと勘違いして、得意満面で再度、自分の
セリフを高らかに繰り返したのでした。

その時お兄さんの顔に浮かんだ、何とも困ったような笑みの本当の理由を
知ったのは、かなり後になってからでした。

映画の中で、このセリフが出てくるたび、映画館の暗闇でひとり赤面している
私がいます。
恥ずかしい昔話、ご清聴ありがとうございました。


☆☆長辻先生が担当しているセンターはこちらです☆☆
→→
荻窪・町屋・金町・恵比寿・大森・横浜センター
詳しくは https://www.ync.ne.jp/
をご覧ください。



6.【リー先生の僕も書いてみた!~英文エッセー~】

~ よみうりカルチャーの英会話講師、リー・フォウラーさんのエッセーを
英語でお届けします。テーマは英文添削講座の課題と同じものです ~

*リーさんの写真はこちらです↓
https://www.ync.ne.jp/lang/picture/Lee%20Fowler.JPG

今回は2017年6月の課題で「Someone with a Disability」です。
英文添削講座を受講中の皆様、6月の英作文は覚えていらっしゃいますか?
リー先生の作文と読み比べてみてください。

One of my favourite musicians is a man called Ian Dury.

He was the singer/songwriter of the band Ian Dury and the Blockheads.

He was left partly disabled by polio. At the age of seven, he contracted
polio, most likely, he believed, from a swimming pool at Southend on
Sea during the 1949 polio epidemic. He spent six weeks in a full plaster
cast.

After a year and a half in hospital, he went to Chailey Heritage
Craft School in 1951. Chailey was a school and hospital for disabled
children, and believed in toughening them up, contributing to the

observant and determined person Dury became.

He went on to have a number of hits in the music charts. He was
probably the first front man of a band to be noticeably disabled.

In 1981 he was asked to make a song for the
International Year of the Disabled.
He found the charity and attitudes to the disabled to be

patronizing and counter-productive. As a result he wrote the
song 'Spasticus Autisticus'.
The lyrics were so uncompromising that it was banned by the BBC
because they thought it might offend some people even
though it was written by and from the perspective of a disabled
person.

Over the years, thankfully, attitudes to people with disabilities
have progressed. Like Dury's belief, people are viewed as people first,
not defined by any disadvantage they may have. To underline this, the
song was used at the opening of the London 2012 Paralympics.


☆☆リー先生が担当しているセンターはこちらです☆☆
→→
荻窪・北千住・八王子・町屋・金町・錦糸町・横浜・川崎・浦和・大宮
詳しくは https://www.ync.ne.jp/
をご覧ください。



7.【役に立つ英訳 Yak Yak Yak】

~次の文章は英語でどのように言えば良いでしょうか~

「お化け屋敷で何かが私の脚に触れたと感じた。」

ヒント

1. 「お化け屋敷」は「幽霊が出没する大邸宅」のように言います。
2. 「感じる」は "feel" と言います。過去形にするのを忘れないでください。
3. 「何か」は "something" が良いです。
4. 感覚を表す動詞(see, hear, feel など)の後にくる動詞(触れた)は
(一回で済んだ場合は)過去形ではなく、原形にします。

答えは今月号のメールマガジンの最後に載っています。

~「Yak Yak Yak」は「おしゃべり」という意味です~



8.【お知らせ】

◎「よみうり美術展」東京芸術劇場で開催中

東京芸術劇場(池袋)にて、第7回よみうり美術展を開催
しています。(入場自由)
会期:7月11日(水)~15日(日)10:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場:東京芸術劇場・展示ギャラリー(池袋)
*詳細は⇒
https://www.ync.ne.jp/art/yac-top.php


◎7月14日(土)浅草公会堂で「歌の祭典2018」を開催

関東エリア19センターの音楽講座の受講者による発表会
「歌の祭典2018」を開催します。
【日時】7月14日(土)11:00~18:30予定
【会場】浅草公会堂(台東区)
*入場無料


◎情報誌「よみカル」夏号を配布しています

情報誌「よみカル」夏号を各センターで配布しています。
クローズアップ講座は
1. 線を生かして爽やかに描く~ペン彩画
2. 日常の小さな感動にフォーカスする~川柳
3. あふれ出る女子力~シニアのチア

よみカル秋号は8月20日に配布予定です。
特集はミュージカル、フラワーアレンジメント、街歩きの講座です。


◎ ハワイアンフェスティバル2018出演団体募集中

今年で27回目を迎えるフラダンスの祭典「ハワイアンフェスティバル」
(10月13日、14日開催、会場:東京ドームシティホール)では、出演団体
を広く募集しています。


◎ 「京葉」から「船橋」へ生まれ変わりました

京葉センターは、おかげさまで船橋にオープンしてから今年で37年目を
迎えました。この春より名称を「よみうりカルチャー船橋ららぽーと」に
リニューアルし、地域の皆様に親しまれる文化活動の場として、新しい
学びを発信していきます。
(2019年9月27日をもちまして営業を終了します)


◎加藤一二三九段現役引退記念「クリアファイル」販売中

加藤一二三九段の現役引退を記念した特製クリアファイル(2枚セット税別・
500円)を販売しています。


◎よみうりカルチャー公式キャラクター誕生秘話

よみうりカルチャーの新しい公式キャラクターは「チャチャ丸」に決定。
人気の「まめしば」をイメージして生み出したかわいいキャラクターです。
詳細は
https://www.ync.ne.jp/contents/2018/11/post_206.php


◎フリーメールの場合、こちらからのメールがゴミ箱や迷惑メールフォルダ
に勝手に分類されたり、迷惑メールと混同して削除されてしまったりするこ
とがあります。また、携帯電話での場合、受信可能の設定になっているか
ご確認ください。(迷惑メールフィルタ設定になっていると受信できません)


◎メルマガの配信は毎月15日です。16日になっても届かない場合は
ご確認の上、お手数ですが、yomiten@ync.ne.jp
までご連絡ください。
(土日、祝日にかかる際等は配信日が変わることもあります)


◎このメルマガはパソコン対応です。携帯電話でご覧いただくことも可能
ですが、サイトへのアクセス、写真、動画の再生等には大量のパケット
通信料がかかりますのでご注意ください。通信料はお客様負担となりま
す。また機種によりご利用できない場合もあります。


◎配信済みのメールマガジンはこちらからご覧いただけます

https://www.ync.ne.jp/gogaku/magazine-list.php
◎配信停止を希望の際はこちらから解除をお願いします

https://www.ync.ne.jp/gogaku/mailform.php
(配信アドレス変更の際は、こちらで解除手続きを行い、新しいアドレスを
登録してください)


★「役立つ英訳Yak Yak Yak」の答えは
I felt something touch my leg in the haunted mansion.


9.【編集後記】

今回の西日本を中心とする豪雨で被災された皆さまに
心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧、復興を
お祈りしています。改めて自然災害の恐ろしさを感じまし
た。自分に置き換えて考えてみると、自宅や職場地域の
ハザードマップなんて、これまで意識して見たことはなかっ
たと気づき、ぞっとしました。常に危機意識を持つことが
大切ですね。

今月号もお読みいただき、ありがとうございます。
また8月のメールマガジンでお会いしましょう。

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
【Yomiten】
よみカル英文メールマガジン
発行者:読売・日本テレビ文化センター
センター支援局
ホームページ:https://www.ync.ne.jp/
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●