英語の裏ワザ【ワンポイントレッスン】~7~ Travel English Tips 旅行先での注意点⑦
ダミアンのOne Point Travel English Lesson ~7~
外国人に出身国を聞きたい場面があるかと思います。
英語では「お国はどちらですか?」の直訳“Where is your country?” は通じません。
つまりこの英語だと、例えば相手がイギリス出身だった場合は、「(あなたの国はどこですか?)=イギリスはどこですか?」という意味合いになってしまい、「イギリスがどこにあるのか知らないの?」と思われてしまいます。
出身地を聞きたい時は、「どちらからいらっしゃいましたか?」と聞けば良いですね。
こんな簡単な文でも、英語に訳す時は気をつけなければいけないところがあります。
英語ではこの質問は過去形になりません。出身地は変わらないものですから、現在形です。
つまり、Where do you come from? が良いです。
過去形にしてWhere did you come from? にすれば、「いま、どこから出て来たの?」という驚いた雰囲気の意味になってしまいます。
ちなみに、英語圏の人は、動詞の“come” を省くことが多いです。
そうすれば、もっとやわらかい質問になります。一般動詞がなければ、do が be に変わります。
Where are you from? (どこからですか?)
別の言い方もあります。
格好をつけたいときは、とても洒落た単語のhail (~の出身、育ちであること)を使うと良いです。
Where do you hail from?
I hail from New York.
このような流暢で自然な英語を使うと、相手の外国人も驚くでしょうね!