よみうり英文メルマガ第25号(2012年3月)

【Yomiten】 よみうり英文メールマガジン第25号(2012年3月)

 このメールマガジンはよみうりカルチャーの≪Yomiten≫にご登録頂いている方にお届けしております。(パソコン対応・月1回配信)
 やさしい英語エッセーや、外国人講師の横顔紹介、よみうりカルチャーの講座情報など、盛りだくさんの情報をお届けします。

 

■目次■
1.  ダミアンの山あり谷あり ~英文エッセー~
2.  今月のおすすめ講座
3.  今月のプレゼント(よみうり英文メールマガジン講読の方限定)
4.  英文・中国語・韓国語通信添削講座のご案内
5.  外国人講師の横顔紹介 ≪リー・フォウラーさん≫
6.  菅野先生の英語ちょこっと箸休め 
7.  リー先生の僕も書いてみた!~英文エッセー~
8.  畑でKew・キュー
9.  外国人講師の「どうやって外国語をマスターしたか?」≪金仙花さん≫
10. お知らせ
11. 編集後記

********************************************************

1.【ダミアンの山あり谷あり ~英文エッセー~】

~よみうりカルチャーの英会話講師、ダミアン・ベイフォードさんが遭遇した面
白いエピソードを英語でお届けします~


It snowed heavily two weeks ago. My son was very happy because he could
play in the snow after school. He likes making snowmen.

I was not so happy. I had to shovel the snow off our driveway and from
in front of our house.  It's hard work!  My son watched me shovel snow
as he made a snowman.

When I finished, I said to him,“It's time for a cup of tea.”

“Yes,”he said,“and a piece of cake.”

“Actually, there is a cake I don't like, especially after shoveling
snow.”I said.

“What? There's a cake you don't like?”  My son was
surprised.“Chocolate cake?  Fruit cake?”

“No,”I said,“ba-cake!  (backache)”

“It's getting cold. I'm going inside now.” 


*ダミアンさんの写真/動画はこちらです(パソコン対応)
(写真)⇒ http://www.ync.ne.jp/lang/picture/Damian2.JPG
(動画)⇒ http://www.ync.ne.jp/yomicul/2011/05/post_41.html

よみカル広場でダミアンさんの新コーナー「英語の裏ワザ」を掲載中。
(更新不定期)⇒ http://www.ync.ne.jp/yomicul/2012/03/6.php

*京葉センターで3月30日(金)にダミアンさんの英会話特別講座があります。
 詳細は ⇒http://www.ync.ne.jp/keiyo/kouza/201204-18025001.htm 
      ⇒http://www.ync.ne.jp/keiyo/kouza/201204-18025002.htm  

 


2.【今月のおすすめ講座】

~おすすめの公開講座を紹介します~

――――――――――――――――――――――――――――
下町カフェで語る:東日本大震災を忘れないために
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①☆★「リスクの時代と科学」☆★

いまだに原発問題の不安が収まらない中、従来の価値基準も大きな見直しを迫ら
れています。一人ひとりが納得できる生き方を選択するために、科学の目で基準
とリスクの意味を考えます。

◆日時◆ 5月12日(土)13:30~15:30
◆講師◆ 理化学研究所先任研究員 岸田 一隆

②☆★「一年たって考える」☆★

大震災では「想定外」という言葉が繰り返されました。直後の読売新聞コラム
「時の余白に」の中で、「揺らぐ大地に生きていく宿命を考えるなら、身の丈に
近い寸法を価値として生きる道を探るしかありません」と指摘された芥川さんと、
一年たってその道を考えます。

◆日時◆ 6月2日(土)14:00~15:30
◆講師◆ 読売新聞編集委員 芥川 喜好

◎受講料 各回一般3,150円 会員2,835円(喫茶代込み)
◎会場 ワンドロップカフェ(岩本町駅・小伝馬町駅徒歩5分)
★お申し込み・お問い合わせは事業本部へ(03-3642-4301)
詳細は ⇒ http://www.ync.ne.jp/contents/2012/02/post_30.html

 

――――――――――――――――――――――――――――
大林宣彦監督スペシャルトークショー
――――――――――――――――――――――――――――
☆★「野口久光のポスターに憧れて」☆★

浦和センター30周年記念&うらわ美術館「野口久光シネマ・グラフィックス」
展関連イベントです。

◆日時◆ 5月13日(日)16:30-18:30
◆講師◆ 映画作家 大林 宣彦
◎受講料 一般・会員とも2,310円
◎会場 浦和パルコ6階ユナイテッド・シネマ
★お申し込み・お問い合わせは浦和センターへ(048-824-5711)
詳細は ⇒ http://www.ync.ne.jp/contents/2012/03/post_38.html

 


3.【今月のプレゼント】*このメールマガジンを講読されている方限定です*

1.★マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展~★
◎国立科学博物館(東京・上野公園)6月24日まで有効の招待券 2組4名様

15世紀前半~16世紀後半に繁栄したアンデス文明最後の国家・インカ帝国。
考古学・人類学・歴史学等、各分野の最新研究からインカ帝国の全貌に迫る展覧会です。

2.★ザ・タワー ~都市と塔のものがたり~★
◎江戸東京博物館(両国)5月6日まで有効の招待券 5組10名様

「眺める」「見上げる」「登る」「見晴らす」「思い出に残す」をキーワードと
して、人々が記憶を積み重ねながらおりなしてきた「都市と塔のものがたり」の
さまざまをご紹介する、東京スカイツリー完成記念特別展です。
詳細は ⇒ http://tower-ten.jp/

*ご希望のプレゼント番号・お名前・ご住所・お電話番号・メルマガの感想をひ
とことお書きの上、 yomiten@ync.ne.jp  宛てにメールでご応募ください。
*件名には「3月プレゼント」と入力をしてください。(締め切りは3月30日)
*当選者の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。

 


4.【英文・中国語・韓国語通信添削講座のご案内】

 あなたの書いた文章をネイティブ講師がやさしく添削します。
 無理なくできる月1回の通信添削講座です。 *随時入会できます*
*便利なコンビニエンスストアでのお支払いです。
 指導講師 ●英語:ダミアン・ベイフォード他
            ●中国語:徐 迎新 ●韓国語:金 銀敬

~講座の流れ~
①毎月講師からテーマと例文メールを送信します。
②テーマに合わせて文章を作成してメールで送信してください。
 (各言語に文字数の制限があります)
③講師がコメントを付けて添削・返信します。

受講料:
体験 1回/1,050円(文化センター会員価格)/ 1,155円(一般価格)
   3回/2,940円(文化センター会員価格)/ 3,255円(一般価格)
   6回/5,775円(文化センター会員価格)/ 6,405円(一般価格)
講座の詳細は → http://www.ync.ne.jp/correspondence.html

 


5.【外国人講師の横顔紹介】

~普段のレッスン内では気づかない外国人講師の意外な一面をご紹介します~

今回は「僕も書いてみた~英文エッセー~」でおなじみのイギリス出身リー・フォ
ウラーさんです。4月から始まる青山教室(国際医療福大学大学院校舎)でも英
会話クラスを担当します。

* リーさんの写真/動画はこちらです↓(パソコン対応)
(写真)⇒ http://www.ync.ne.jp/lang/picture/Lee%20Fowler.JPG
(動画)⇒ http://www.ync.ne.jp/yomicul/2012/02/post_59.php

 

Q.1 When you go back to England, what is the first thing (your mother's
home cooking) that you want to eat?

A.1 Full English breakfast. I especially miss English bacon.

Q.2 If you won \100 million on the lottery what would you do?

A.2 Buy a house.

Q.3 What country would you like to visit?  Why?

A.3 Cuba. I'd like to meet Fidel Castro and see all the old American
    cars.
*Fidel Castro(フィデル・カストロ)・・・キューバの政治家・革命家。

Q.4 If you could be someone else for a day, who would it be? 
    What would you do as that person?

A.4 Barcelona football star Lionel Messi. I would quit Barcelona and
    join Chelsea FC.
*Lionel Messi (リオネル・メッシ)・・・アルゼンチン出身のスター選手。
2009年にヨーロッパの年間最優秀選手に贈られるバロンドールを受賞。

Q.5 If you could take just one thing from Japan back to England
    what would it be?

A.5 It would be Japanese customer service. Shop assistants in the UK
    don't seem to want to assist.
 
Q.6 Please tell us what Japanese dishes you like and what Japanese
    dishes you hate.

A.6 I love ramen! Especially  tonkotsu ramen. I don't like tacoyaki,
    because I don't like octopus.

Q.7 Is there anything when you are teaching English that makes you think
   “this job is difficult?

A.7 Often student have a diverse range of interests and experiences. At
   times, it can be a challenge to teach a lesson that is relevant to
   all the students at the same time.


質問内容の日本語訳:
1.あなたが帰国した時に、まず最初に食べたい「おふくろの味」は?
2.宝くじで1億円当たったら、何をしたいですか?
3.行ってみたい国はどこですか?その理由は?
4.あなたが1日だけ変身してみたい人は誰ですか?その人になってどんなことを
 してみたいですか?
5.日本にあるものを一つだけあなたの国に持って帰るとしたら、何を持って帰り
 ますか?
6.好きな日本料理、嫌いな日本料理を教えて下さい。
7.英語を教えていて、「この仕事は難しいなあ」と感じる部分はありますか。

☆☆ リー先生の担当しているセンターはこちらです☆☆
→→ 八王子・大森・錦糸町・横浜・川崎 センター
詳しくは http://www.ync.ne.jp/ をご覧ください。

 


6.【菅野先生の英語ちょこっと箸休め】

~ 英会話講師・通訳ガイドでもある菅野先生の英語にまつわるちょっと面白い
話を不定期にお届けします ~

*菅野さんの写真はこちらです↓(パソコン対応)
http://www.ync.ne.jp/lang/picture/Noriyo%20Kanno.JPG

 「はい」は “Yes” で「いいえ」は “No”・・・ではないと言ったら驚きま
すよね?でも、本当に「はい」が “No”で「いいえ」が “Yes” になることが
あるのです。
 例えば mind を使って質問された時。
Do you mind if I smoke? (タバコを吸ってもいいですか?)
と聞かれて「はい、いいですよ」と答えるつもりで ”Yes”と言うと「いいえ、
だめ」という意味になってしまいます。(動詞mindは「気にする」という意味な
ので、”Yes, I mind.”は「あなたがタバコを吸うことを私は気にします、だか
らダメ」になるのです)

 さらに厄介なのが、notを使った質問やコメントに反応する時です。恥ずかし
ながら私もいまだに間違えてしまいます。先日、浅草で外国人旅行者に人気の地
下足袋専門店に案内したところ、運悪く臨時休業でした。がっかりしたお客さん

“Oh, we can't get any.” (じゃあ、買えないのね)
と言ったのに対して「そうなんですよ」と言うつもりで “Yes” と答えてしまっ
たから、大変!
 この場合のYesは “Yes, you can get some.” (いいえ、買えますよ)になっ
てしまうので、お客さんはどこか他のお店で手に入ると思って喜んでしまったの
です。その後、地下足袋を置いてあるお土産屋をはしごしましたが、やっぱりサ
イズが揃っていなくて再度がっかりさせる破目に。ちゃんと”No”と言っていれ
ば・・・と反省しました。

 このYesとNoを間違えないためには、目先の「はい」「いいえ」だけでなく文
全体で肯定か否定かを考える習慣を身につける必要があります。あとは、失敗し
て汗をかいた分だけ次は失敗から遠ざかる、と信じて前に進むことでしょうか。

*菅野先生の「カタカナ言葉の落とし穴」は、情報誌「よみカル」に好評連載中
です*
☆☆菅野先生の担当しているセンターはこちらです☆☆
→→ 横浜、大森センター
詳しくは http://www.ync.ne.jp/ をご覧ください。

 


7.【リー先生の僕も書いてみた!~英文エッセー~】

~よみうりカルチャーの英会話講師、リー・フォウラーさんのエッセーを英語
でお届けします。テーマは英文添削講座の課題と同じものです~

今回は2012年2月の課題で「My favorite TV program 」についてです。英文添削講
座を受講中の皆様、2月の英作文は覚えていらっしゃいますか?
リー先生の作文と読み比べてみてください。

My favourite TV programme is called Q.I. It is a comedy quiz show
broadcast on the BBC and hosted by comedian/writer/actor Stephen Fry.

Q.I. stands for‘quite interesting' and each week a panel of celebrities
and comedians attempt to answer almost impossible questions. They get
points if they say something interesting related to the question, but
are deducted points if they give a predictable wrong answer.
For example, what is the biggest living thing in the world? If you said
the blue whale or the giant redwood tree you would lose points. The
correct answer is a mushroom! In Oregon, USA there is a mushroom growing
underground. It is over 2000 years old, 6 kilometers across and covers
the size of 1660 football pitches.

I like this program because I love trivia. Trivia is a fact about
something that isn't commonly known and has no use except to be
interesting (although trivia can be very boring too). How do you feel
about trivia? Do you find it fascinating like I do? Or do you find it
pointless and annoying like some people do?

Apart from finding out things I otherwise would never know, the
panelists’observations are often very funny. I also am a big fan of the
host, Stephen Fry.

Unfortunately, you can't watch Q.I. on Japanese TV. I have to watch it
through the internet or downloaded to my phone. Maybe one day NHK will
pick it up and broadcast it. I'm sure you would find it both informative
and amusing.

☆☆リー先生の担当しているセンターはこちらです☆☆
→→ 八王子・大森・錦糸町・横浜・川崎センター 
詳しくは http://www.ync.ne.jp/   をご覧ください。

 


8.【畑でKew・キュー!】

~ ダミアンさんの畑からクイズを出します。 ~

クリックして写真をチェック☆
⇒ http://www.ync.ne.jp/lang/picture/hatake%20March.JPG

Can you guess the name of the plant?

Hints… (from difficult to easy!)

It is used in lots of dishes, both raw and cooked.
Dogs and cats shouldn't eat it.  It might kill them.
It is good for sore throats.
But it might make you cry.

Send your answers in an email to yomiten@ync.ne.jp

Damian will send a personal message of congratulations to all those who
get the answer correct!

*答えは何でしょう?メールで回答をお待ちしています。

 

先月の答えは「carrot(にんじん)」でした。
http://www.ync.ne.jp/lang/picture/hatake2seeds.JPG
種では分からなくても、ヒントにあった「beta-carotene(ベータ・カロチン)」
でピンときた方も多かったようですね。
正解率は、95%です。メールありがとうございました。

*Kew:「Kew Gardens」ロンドン南西部にある王立植物園です。

 


9.【外国人講師のどうやって外国語をマスターしたか】

 ~よみうりカルチャーで外国語講座を担当している外国人講師にどのように日
本語を勉強したのかを伺うコーナーです。皆様の語学学習のヒントになれば幸い
です~

今月は韓国語講師の金仙花(キム・ソンファ)さんです。

金仙花さんの写真/動画はこちらです↓(パソコン対応)
(写真)⇒ http://www.ync.ne.jp/lang/picture/Kim%20Sonfa.JPG
(動画)⇒ http://www.ync.ne.jp/yomicul/2011/07/post_50.php

 

1.日本語を勉強することを決めたきっかけは何ですか?

  大学で幼児教育を専攻した後、6年間幼稚園の教師として働いてきたある日、
私のすべてをスポンジのようにそのまま吸収している子供たちを見ながら、教師
は人格を扱う医者のような存在だということを悟りました。そこで真摯に自分自
身を見つめ直し、教育の初歩からもう1度勉強したいという思いが湧き上がった
ため、日本留学を決意しました。

 留学先を日本に決めた理由は、当時韓国の幼稚園教育課程が日本のゆとり教育
と似ていたため、職場の先輩たちがよく日本に教育研修に行っていたからです。
ちょうど兄が日本に住んでいたこともあって、すぐに来日し、日本語学校に入学
しました。

 

2.おすすめの勉強方法を教えてください。

 一言でいうと、「反復」と「オープンマインド」だと思います。頭のよい人は
努力する人に、努力する人は楽しむ人に勝つことができないと言います。興味を
もって楽しみながらたくさんの反復学習をされた70代の方が、義務感で勉強する
一流企業の頭のよい社員たちよりも習得が早いんですね。

 また、言語というのは相手の世界を知り、自分の世界を伝える道具なので、
オープンマインドであることが何よりも重要です。

日本語学校の初級クラスの時、ある友人がスーパーでバナナを売るアルバイトを
したのですが、5つの単語(おばさん、安い、美味しい、200円、ありがとうご
ざいます)だけを使って、わずか3時間でバナナ10箱を完売させたこともあり
ました。

 韓国語は発散する言語です。完璧な文章を1回話すために9回沈黙するよりも、
10回失敗したとしても、10回果敢に挑戦されることをおすすめします。
   


3.日本語を勉強していて、難しいと感じる部分はありますか?

 韓国語と語順がまったく同じだということを除いて、すべて難しかったように
思います。
 特に濁音と長音の発音、外来語(カタカナ表記)はどこで伸ばすのか、「柿」
と「カキ」のようにイントネーションで意味が変わってくる言葉、「ず」と「づ」
の発音等は今も難しい部分です。

 日本語での意思疎通が可能になってからは、文化の違いに対する壁を感じるこ
ともありましたが、言語は心の声だと思い、心で近づいていったので、文化の壁
はそれほど大きな問題にはなりませんでした。
 また、最近は韓国語での授業方法を研究しているので、日本語の使用頻度が段
々減ってしまい、かろうじて知っていたことさえ忘れてしまうように思います。

 

4.日本語での失敗談があれば、教えてください。

  日本語学校の初級クラスの時、友達と初めて白木屋という居酒屋に行きまし
た。みんな日本語ができないので、注文することさえ緊張していましたが、店員
さんが来て「おとおしは?」と言うんです。
 瞬間、知っている単語が聞こえた!という喜びで「27歳です」と答えました。
でも、店員さんはポカンとした顔でまた聞くんですね。
「お通しはいりますか?」
その時初めて、日本の居酒屋には有料のつきだしというものがあるということを
知りました。
 また、コンビニで「ふくろください」というべきところを、「こころください」
と言ってしまい、慌てたこともありました。

 

5.韓国語の魅力は何ですか?これから韓国語を勉強したいと思っている人へPR
があれば教えてください。

  韓国語はトウガラシのように発散する言語です。
 ワサビを食べると、ひとり静かに涙を流してこらえますが、トウガラシを食べ
ると顔が真っ赤になり、汗をかきながら、「ヒーヒー水!水!」と言って、目も
口も大きく開けることになります。
 なぜなら、ワサビの辛さは血液が心臓に向かいますが、トウガラシの辛さは血
液が頭に向かうからです。
 これがハングルを勉強する方にとって壁の要素になることもありますが、これ
がハングルの魅力でもあります。
 発音の面では、「激音」と「濃音」によって、文化の面では、「パリパリ文化
(何でも早く早く)」によって、ハングルを勉強しようとされる方にとって、ト
ウガラシの辛さは避けることができないものです。

 このようなハングルの特徴と文化の違いを理解し、正面突破する準備ができて
いる方なら、ハングルの授業が興味津々の新たな探究の時間となることでしょう。

 そして、何よりも大切なことは、忍耐と信じることです。
 外国語を習得するということは、農夫が地に蒔いた種を疑うことなく、収穫の
時まで忍耐強く待つことと同じです。
 「なんで芽がでないのかな?生きてるのかな?」と思ってしょっちゅう畑を掘
り返していたら、その種は死んでしまうでしょう。ですから、実力には個人差が
あることを認めた上で、自分を信じ、クラスの友達を信じ、先生を信じて、自分
の場所にしっかり植えられているならば、自然と実を結ぶようになります。

 種を蒔き、収穫の時を待っている農夫の皆さん、ファイティング!です。

 

☆☆金仙花先生の担当しているセンターはこちらです☆☆
→→ 荻窪・北千住・大森・錦糸町・浦和 センター
詳しくは http://www.ync.ne.jp/   をご覧ください。

 


10.【お知らせ】

◎「定期講座を受講する前に体験したい」という方にお薦めのよみカル体験月間
(受講料1,050円)を実施中です。通常の半額以下の受講料でレッスン後、期間
内に4月期初日から手続きをされた方には、その場で500円をお返しします。
詳細は各センターへ。

◎柏センターがそごう柏店の11階に移転・新装オープンします。移転記念の講
演会も盛りだくさんです。
詳細は⇒ http://www.ync.ne.jp/contents/2012/02/post_37.html

◎国際医療福祉大学大学院キャンパス(青山一丁目駅)で毎週火曜・水曜日に一
般市民向け講座を開講します。「古事記への招待」や「知れば知るほど面白い朝
鮮王朝」等、多彩な講座をご用意しています。
お問い合わせは恵比寿センター(03-3473-5005)へ。
詳細は⇒ http://www.ync.ne.jp/contents/2012/02/post_36.html

◎情報誌「よみカル」春号を各センターで配布しています。
巻頭インタビューは谷川真理さん。「春、おしゃれに走り出そう」をテーマに、
楽しいインタビュー記事を掲載。その他、メルマガでもお馴染み、菅野先生の
「カタカナ言葉の落とし穴」、新連載の「文化と皇室」、「外国人講師お国自慢」
はイタリア語講師のマルコ・コルナゴさんが登場。各センターのカウンターやロ
ビーに置いてあります。ホームページで2012年春号特集を一部公開中です。
(谷川真理インタビュー/クローズアップ講座/市野智絵「いちにの散歩」)
詳細は⇒  http://www.ync.ne.jp/yomicul/2012/02/2012.php

◎2012年ダンスフェスティバルが3月24日(土)25日(日)に開催されます。
(会場:東京ドームシティホール)
詳細は⇒ http://www.ync.ne.jp/contents/2012/02/2012.html

◎おすすめ講座やイベント情報、演劇鑑賞チケット優待等、役立つ情報をお届け
する「よみカルメールマガジン会員」を募集中です。
詳細は⇒ http://www.ync.ne.jp/yomicul/coupon.html

◎フリーメールの場合、こちらからのメールがゴミ箱や迷惑メールフォルダに勝
手に分類されたり、迷惑メールと混同して削除されてしまったりすることがあり
ます。また、携帯電話での場合、受信可能の設定になっているかご確認ください。
(迷惑メールフィルタ設定になっていると受信できません)

◎メルマガの配信は毎月15日です。16日になっても届かない場合はご確認の上、
お手数ですが、yomiten@ync.ne.jp  までご連絡ください。
(土日、祝日にかかる際は配信日が変わることもあります)

◎このメルマガはパソコン対応です。携帯電話を使ってご覧いただくことも可能
ですが、サイトへのアクセス、写真、音声の再生には大量のパケット通信料がか
かりますのでご注意ください。通信料はお客様負担となります。また機種によっ
てはご利用できない場合もあります。

 


11.【編集後記】

 本部のそばに広い公園があります。朝晩、近所の人が犬の散歩に来ていたり、
子供が遊んでいたりと、通勤の際は和やかな光景を眺めながら公園を通っていま
す。秋は紅葉する樹木、春は桜が辺り一面を彩り、心安らぐ場所でもあります。
 去年の大震災の時は帰宅できず社内泊となり、翌日家路を急ぎました。漠然と
した大きな不安を抱えながら公園を横切った、そんな記憶があります。人もまば
らで、見慣れた景色がどこか違って見えました。
 当たり前のことができるありがたさを、今改めて感じています。(A)

 今月もお読みいただきありがとうございます。また4月のメールマガジンでお
会い致しましょう。

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      発行者:読売・日本テレビ文化センター 
           事業本部  
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