オルセー美術館の印象派コレクションが、約10年ぶりに大規模に来日します。展覧会では、日本初公開作品を含む傑作約70点を中心に、国内外の重要作品も加えたおよそ100点の作品が展示されます。マネ、ドガ、モネ、ルノワール、セザンヌらの優品が勢ぞろいで、「戸外の光」だけではない「室内」をテーマに描かれた作品の魅力が4章で紹介されます。第1章・室内の肖像、第2章・日常の情景、第3章・室内の外光と自然、第4章・印象派の装飾。各章の構成では当時の流行、社会的ステータス、趣味、ファッション、インテリアなど親しみやすいテーマが満載です！　「室内」を通して画家たちが何を描きたかったのか、1870年代を中心にパリの日常を通して印象派のもうひとつの魅力を楽しく深堀りします。

展覧会名：オルセー美術館所蔵　印象派ー室内をめぐる物語
会場：国立西洋美術館（東京・上野公園）　〒110-0007　東京都台東区上野公園7-7
会期：2025年10月25日(土)～2026年2月15日(日)
アクセス：JR上野駅(公園口)徒歩1分、京成電鉄京成上野駅徒歩7分、東京メトロ銀座線、日比谷線　上野駅　徒歩8分
【講師プロファイル】美術検定1級、教員免許、学芸員資格取得。年間100本近い展覧会やアートイベントを取材。TV、広報誌、ネットなどでアート情報の発信や執筆、美術館でのガイド、美術講師、ワークショップ企画や美術映像構成作家など様々な分野での経験を通じて、子どもからシニアまでアートを身近に楽しんでもらうために活動中。