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[講師インタビュー]西洋占星学講座 伊東寿珠(Jyujyu)さん
そっと背中を押してあげる「アドバイス占い」
Jyujyuさんは占う際に心がけていることがあるそうです。それは人に寄り添うこと。鑑定する人へあえて今が良いときなのか悪い時なのかを指摘しないことです。Jyujyuさん自身も高名な占い師に「そんなことを今してはダメです」などと強く言われて自信を失いかけたことがあります。その経験から「悩んでいる人に対して、必ず出口はあってその方向をアドバイスできる鑑定師に」との思いを抱いたといいます。西洋占星学で導き出されたその人に必要な「テーマ」を示してあげて、課題に向かって努力できるようにそっと背中を押してあげる・・・。その姿勢はさながら「アドバイス占い」ともいえるかもしれません。Jyujyuさんの講座が人気の理由の一つがここにあります。
カルチャー受講者から人気講師へ
関西出身のJyujyuさん。現在、よみカルも含め8か所で17講座を担当しています。今は東京にワンルームマンションを借りて、月の半分ずつを大阪と東京で暮らす「2拠点生活」を送っています。占いとの出会いは、占い好きだった母がきっかけ。ある占い師のところに一緒に行って鑑定を受けると「来年は海外に行くことが多くなる」と言われたそう。するとその後、ご主人の仕事の都合でカナダやシンガポールなど渡航が頻繁に。鑑定通りの結果に「これはおもしろい。占いを勉強してみよう」と大阪よみうりカルチャーの占い講座の受講をはじめました。
カルチャーで経験を積むうちに、人を占うスキルを身につけたJyujyuさん。「占いは人に喜ばれる」ことに気がつきました。転機は1995年、阪神淡路震災の年の独立。混乱している社会情勢と食べていけるかどうかわからない不安の中「占いのスキルは誰にも奪われることはない」と一念発起したといいます。
人を幸せにする占いを
生年月日からその人の特徴や傾向性を知る西洋占星学を「積み重ねられた統計学」とJyujyuさんは言います。職場や家族と接するにあたって、占いを参考に相手の特徴や傾向性を知り、それを基に行動することで関係が円満になることも少なくありません。「女性は占いが大好き。コミュニケーションの最適なツール」でもあるそうです。
講師・鑑定師としてのJyujyuさんは自分自身に「まずは自分が幸せでなければならない」といい聞かせているといいます。具体的な行動として「こうなりたい」や「こうしたい」といった夢や目標を言葉にして発することを心掛けているそう。また、陰の要素となるというゴミやほこりが家の中に溜まらないようにまめに掃除をしたり、毎朝必ず窓を全開にして「気」を入れ替えるなどの小さな行動も続けています。
「楽しそうとよく受講者の方から言われます」とJyujyuさん。受講者から「楽しかった」や「課題が改善した」など笑顔で報告してくれる時が一番の喜び。最近では「息子が寝坊ばかりしている」と悩みを打ち明けてくれた受講者に「まくらを東向きに変えてみて」とアドバイス。すると「ずいぶん良くなりました」と報告があったそうです。
多くの受講者から信頼され人気講師になったJyujyuさん。「先生のような鑑定師になりたい」という受講者も数多くでてきました。取材の最後に「鑑定師に定年はありません。これからも占いを通じて皆さんと楽しくつながっていけたら」と笑顔を見せてくれました。
伊東寿珠さんの講座
■よみうりカルチャー錦糸町(錦糸町駅ビル「テルミナ」6階)
■よみうりカルチャー恵比寿(恵比寿駅ビル「アトレ」7階)
■よみうりカルチャー横浜(横浜新都市ビル[そごう]9階[横浜駅東口])