岡部武彦講師がオーストリアから叙勲

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 恵比寿センターで指導する岡部武彦講師(声楽家、山梨県立大客員教授)が、オーストリアと日本の間で重ねてきた音楽交流の功績などについて、このほどオーストリア共和国の功績勲章金章(一等騎士)を叙勲されました。

 岡部講師はウィーン国立音大声楽科を修了後、自らの音楽活動のかたわら、国際交流や音楽教育に尽力。よみうりカルチャーでは、2013年から19年にかけて4度実施した「ウィーン国際音楽祭(19年はウィーン国際芸術祭に改称)」で音楽監督などを務めました。ウィーン国際文化協会第一副会長として、ウィーン州議会議長と連携し、受講者たちによる発表と現地交流の貴重な場を設定したことなどが高く評価されました。こうした貢献をはじめ、長年にわたる数多くの交流事業やウィーンでのオペラ歌手育成などの活動が認められたものです。

 「音楽の都オーストリアから素晴らしい高位叙勲をいただき身に余る光栄です。これからも多くの方々に音楽文化を広め、芸術文化向上の一助になるよう粉骨砕身してまいりたい」と岡部講師。

 恵比寿センターでは、休止していた岡部講師の講座を今年7月から再開します。第2・4木曜 14:30~16:00、これまでのような合唱中心のスタイルを衣替えし、音楽鑑賞の時間や音楽史の講義なども含めた、楽しい音楽の授業を目指すとのことです。詳細はこちらへ。問い合わせは恵比寿センター(03・3473・5005)へ。