[講座リポート]知っ得 敦賀若狭講座「御食国から伝わる食の探求」

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 2022年1月~3月に、よみうりカルチャ―の各センターで、知っ得 敦賀若狭講座「御食国から伝わる食の探求」を開催しています。(写真は1月15日に開催した町屋センターの様子)

 敦賀若狭は、日本海側にある福井県、若狭湾沿いに位置する、敦賀(つるが)市、美浜(みはま)町、若狭(わかさ)町、小浜(おばま)市、おおい町、高浜(たかはま)町を指します。

 この地域は、古代から御食国(みけつくに)と呼ばれ、海産物などの豊かな食材を都(京都)に届ける地域の一つでした。そして現在でも食材が魅力的な地域です。その魅力を、漫画「孤独のグルメ」原作者の久住昌之さんと料理研究家のかわごえ直子さんが語ってくださいました。

久住さん300-264.jpg 久住さんは、講座のために昨秋、敦賀若狭を再訪してくださり、撮ってきたたくさんの写真と動画を紹介しながらお話しくださいました。若狭と言えば、「鯖のへしこ」。地元ならではの様々な食べ方を紹介してくださいました。おでんには「うすあげ」「あつあげ」があって...という話では、かわごえさんから「私、調べたんです」とプチ情報が。久住さんも会場の皆さんも「な~るほど」と、ますます興味をかき立てられた様子でした。

 久住さんの旅の流儀は下調べせずに歩くこと。出会った店のエピソードや出会ったけど入れなかった店の話、敦賀若狭に行ったら「これがおすすめ!」など、実際に行って、見て、食べた情報が満載。会場の皆さんはおいしそうな料理の写真をうらやましそうに見ていました。




かわごえさん300-264.jpg かわごえさんは、事前に撮影した調理動画を解説しながら、おうちでも作れる敦賀若狭の食材を使ったレシピを6種類紹介してくださいました。名物「鯖のへしこ」が作られる過程や、おぼろ昆布など豊かな食材が生まれた地理的要因も説明してくださいました。

 久住さんは、敦賀若狭は、食もすばらしいし、景色もすばらしい。新幹線でビューッと行く旅も便利ですが、「ぜひ小浜線に乗って、のんびり楽しんで」と話します。レンタサイクルもかなりおすすめとのこと。かわごえさんも「敦賀若狭がこんなに食に豊かとは。海の幸も湖の幸もおいしい」と絶賛です。久住さんが「海と湖が近いからね」と相槌します。「湖畔のサイクリングもぜひ」と久住さん。



鯖のへしこ300-223.jpg お二人とも、敦賀若狭の魅力をたっぷり語ってくださいました。今は取り寄せて現地に行かずとも名産を食べることができますが、「できれば現地で食べて」と。特別おいしく感じられます、と話していました。
 敦賀若狭の魅力をたっぷり語る講座は3月まで続きます。まだ受講されていない方、ぜひご参加ください。お土産も付きます。


[開催日程]

  • 錦糸町センター 1月8日(土)14:00~15:30
  • 川口センター1月9日(日)14:00~15:30
  • 柏センター 1月10日(月)14:00~15:30
  • 町屋センター 1月15日(土)10:30~12:00
  • 川越センター 1月22日(土)14:00~15:30
  • 八王子センター 1月23日(日)14:00~15:30
  • 横浜センター 1月30日(日)10:30~12:00
  • 大森センター 2月11日(金)14:00~15:30
  • 荻窪センター 2月12日(土)14:00~15:30
  • 川崎センター 2月19日(土)14:00~15:30
  • 北千住センター 2月23日(水)14:00~15:30
  • 自由が丘センター 2月27日(日)14:00~15:30
  • 金町センター 3月12日(土)10:30~12:00
  • 恵比寿センター 3月21日(月)13:00~14:30