朴正文講師が銀座にギャラリー開設

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 画家として国際的に活躍し、よみうりカルチャーで長年、講師も務めてきた朴正文(パク チョン ムン)さん(75歳)の常設画廊「ギャラリー ル・メイユール」が11月22日、東京・銀座にオープンしました。
 朴さんは群馬県前橋市生まれ。美術教師などを経て、50歳代からよみうりカルチャーの講師を務め、青山、横浜、荻窪など各センター・サロンの絵画講座で教べんをふるってきました。よみうりカルチャー主催の公募展「第1回よみうり美術展」(2011年)で講師作品の一席である「講師優秀賞」を受賞。2017年には歴史と権威あるパリ「ル・サロン」で銅賞(3位入賞)を受賞するなど活躍しています。在日朝鮮人二世の朴さんは「(よみうりカルチャーの)講師になったことで、日本の社会で画家として活動することができるようになった」と話します。
 朴さんの油彩画・パステル画は、その透徹したリアリズムの手法が高く評価されています。常設ギャラリーがオープンした22日には、画廊でセレモニーが行われ、ゆかりの人々30人以上が臨席し、祝福しました。
 朴さんは「多くの人々に支えられて銀座に画廊を出すことができて、夢のようだ」と開設を喜んでいます。ギャラリーには「ル・サロン」銅賞の、水辺にたたずむ白鷺(さぎ)を題材にした「寂寥(せきりょう)」や民族衣装姿の女性などパステル画、油絵約20点が展示されています。

◆「ギャラリー ル・メイユール」
(東京都中央区銀座5-14-14サンリット銀座ビルⅢ7階。訪問は要予約03-6278-7784)。



 1月期講座では、荻窪センターで「朴正文のパステル画&デッサン入門」が開講予定です。第2月曜12:30~15:30。講座の詳細はこちら