講座コード:202407-06730010 2024年7月18日 更新

世界最古の演劇、能楽の魅力が12回でわかる

能楽基礎ワークショップ

能楽シテ方宝生流師範紀井 規子

 世界最古の演劇、と言われる能楽には深い魅力が潜んでいます。ストーリー性があるために演劇のジャンルに属していますが、650年前にほぼ完成された能には日本人だけが持っている強い魂が宿っており、演劇というよりも神事に近い芸能だと言えます。能楽は、毎日の厳しい修業を積んでいる能役者たちによって支えられています。元々は上流階級の武士や貴族に向けて演じていたため、一つ間違えば切腹もの、という極度の緊張感によって研ぎ澄まされた舞台芸術です。題材はほとんどがこの世のものではなく、神や亡霊や鬼たち、そのスプリチュアルな能の世界に酔いしれた人々が、歴史を残していったのです。型の継承によって現代に引き継がれた能の魅力を少しづつ紐解き、12回で基礎を学びます。
 【講師略歴】
1963年東京生まれ、実践女子大学卒業後、大手印刷会社に33年間勤務。父の教えと、大学能楽研究会で能の美、魅力に触れ、一生の仕事として能楽プロデューサーの道を選択、55歳で起業。海外への情報発信を意識した独自の公演を企画、開催。また企業や学校、外国人コミュニティへの出張セミナー・ワークショップを多数開催。能楽シテ方宝生流能楽師 今井泰行、能楽小鼓方幸流 幸信吾に師事。
能楽シテ方宝生流師範、公益社団法人能楽協会会員、株式会社真花代表。
日時 7/12、7/26、8/9、8/23、9/13、9/27
第2・4金曜日 10:30~12:30

ホームページからのお申し込みは、受講日の2日前までとなります。

受講料 会員 3か月 6回 23,760円(うち消費税額2,160円)
維持費 2,640円
テーマ 講義編
・能はなぜ600年以上続いているか
・他の芸能とどこが違うのか
・芸術品としての能面
・能の歴史
・海外から見た能の魅力
・鑑賞する時のポイント
・能役者の修業
・謡の構成と音楽性
・世阿弥の功績
・どんな曲目があるか
など

実践編
・姿勢と呼吸
・謡のリズムと発声
・型の再現
・小謡を謡ってみよう
・能面を付けてみよう
・小鼓を打ってみよう
など
途中受講 できます
見学 できます
体験 できます 体験料 4,400円(うち消費税額400円)
初回持参品 足袋(お持ちでない方は白いソックス)、扇(最初は貸し出しもあります)

※ホームページからもお申し込みいただけます。ホームページからのお申し込みには「読売ID」の登録が必要です。詳しくは「初めてご利用の方へ」をご覧ください。

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※残席状況は申し込み手続き中に変動する場合があります。

※受講料や維持費、教材費等は消費税込みの金額です。講座開始日前のご入金をお願いします。

※開講できない場合や、日程、内容が変更になる場合があります。

※当社側の事情で講座が成立しない場合は全額を返金します。お客様の都合でお申し込みをキャンセルされた場合は、所定の手数料を承ります。

※定期講座の受講はよみうりカルチャーに入会が必要です。定期講座の体験、公開講座の受講はよみうりカルチャーに入会不要です。入会・受講規約をご覧ください。

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