善と悪の間を揺れ動く人間存在の本質に鋭く迫ったロシアの文豪・ドストエフスキーから生きるヒントを学びませんか。代表作「罪と罰」を、非凡人論にすがる主人公の青年ラスコーリニコフと聖なる娼婦ソーニャとの対話を軸に読み解きます。

そろばんを使って楽しく計算をする事を目的とした教室です。個人に沿った内容で進められるので、初心者でもブランクのある方でも安心して学んでいただけます。脳のトレーニングにもおすすめです。

豊臣秀吉は数多くの特徴的な城郭を築き、特に「国家権力＝公儀の城」を拠点的城郭のモデルとした一方、不要な城の整理統合も進めました。豊臣期における多様なタイプの城館遺構を解説し、城郭史上における豊臣期の特質をまとめます。

中国・魏王朝を後ろ盾にした邪馬台国王権の卑弥呼が亡くなり、一族の臺与が継承します。梁王朝（6世紀）の正史は臺与の後に「男王」が即位したと伝えます。「日本書紀」や「古事記」に記された「初期ヤマト王権」時代を考古学的に検証します。

現在や未来につながる意味を考えながら、信仰と美術、そしてその向こうにある人のいとなみについてお話しします。

インバウンドを魅了してやまない日本の文化、慣習、風土。司馬遼太郎の日本人論と、16世紀の宣教師フランシスコ・ザビエルとルイス・フロイスの日本人観、ザビエルが激賞する文武両道といわれる明智光秀の「辞世の句」に隠された、謀反・信長殺害の謎を読み解き、「日本人とは何か」に迫ります。

幕末期における興味深いエピソードなどから、幕末維新に活躍した偉人や事件を取り上げ、わかりやすく解説します。謎の多い幕末の真実に迫る講座です。今期より現地講座も加わります。

平安京・京都の歴史を初歩からまなびます。 徳川時代、秀忠から家光の時代を取り扱います。二条行幸・家光最後の上洛など、幕末以前では徳川将軍と京都が密接にかかわっていた最後の時期です。

幕末期における西郷隆盛の書簡や薩摩藩京都屋敷の関係史料を読み、その想いを理解するとともに幕末日本について今一度考えてみましょう。