初期の茶書『分類草人木』を読む

千利休と侘び茶の世界

能文社
水野 聡

『分類草人木』は、奥書によれば、永禄七年(1564)和泉堺の茶人、真松斎春渓により筆録された茶道史初期の本。春渓は武蔵紹鷗門下であり、千利休とは兄弟弟子の間柄となります。堺春慶塗の祖とも目されますが、確かではありません。原本は残されていませんが、これを安土桃山期の医師、曲真瀬道三が筆写し、某人物に授与した写本が残されています。

本書の内容は、茶の湯初期のいわゆる書院台子の茶から、村田珠光が創始した草庵侘び茶へと大きくスタイルが変容していく姿を捉えた、転換期の茶の湯書といえるもの。
書名に「分類」とあるのは、本文各段落が「客人類」「掛物類」「花瓶類」、と事物別に分類されていることによります。名物茶道具について、山上宗二記(珠光一紙目録)と共通のものが多く、同系列の秘事相伝を伝えるものとして貴重な記録です。成立年は遅くとも利休四十歳の頃であり、まさに侘び茶が誕生しつつあった時期の茶書で、利休以前の茶がどのようなものであったかを知る、またとない文化史料です。

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【テーマ】

♦第一回 10/15 花瓶類③
♦第二回 11/19 葉茶壷 附、茶①
♦第三回 12/17 葉茶壷 附、茶②
※講座の進行状況により各回の予定は変更する場合があります。
【参考テキスト】
『茶書古典集成 1 初期の和漢茶書』高橋忠彦・神津朝夫/編(淡交社 2019)
※希望者のみ。使用テキストは講座で配布します。

【日 時】

第3 木曜日  10:30~12:00

10/15、11/19、12/17

【受講料】

会員: 3か月 3回 11,880円(うち消費税額1,080円)

【維持費】

1,056円

【教材費】
コピー代(150)
495円
【途中受講】

できます

【見 学】

できます

【体 験】

できます 体験料 4,477円(うち消費税額407円)

【初回持参品】

筆記用具

※受講料や維持費、教材費等は消費税込みの金額です。講座開始日前のご入金をお願いします。

※開講できない場合や、日程、内容が変更になる場合があります。

※当社側の事情で講座が成立しない場合は全額を返金します。お客様の都合でお申し込みをキャンセルされた場合は、受講規約に基づき、所定の手数料を承ります。

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