講座コード:202410-18011200 2024年9月2日 更新

公開

〈読売新聞創刊150周年〉×〈竹久夢二生誕140年〉

竹久夢二が愛した東京 ~ゆかりの街と老舗探訪~

竹久夢二美術館学芸員石川 桂子

 大正ロマンを象徴する画家・詩人の竹久夢二(1884-1934)は、2024年秋に生誕140年を迎えて再注目されています。
 そんな夢二の人生に眼を向けると、16歳で上京し、生涯で多くの時間を東京で過ごしました。また22歳の時には読売新聞に入社し、勤務経験もありました。
 講座では、江戸の風情がまだ残る明治時代後半から、関東大震災を経てモダン都市に移り変わる、昭和初期の東京で年月を重ねた夢二が、都内でよく訪れた街や店舗を振り返ります。
 ゆかりの街では早稲田・日本橋・本郷・渋谷をはじめ、遊びに出かけた下町(浅草・向島)と銀座を中心に、その足跡と夢二が残した風景スケッチ等を展観し、また足を運んだ名店(榛原・三越・銀座千疋屋・山野楽器 他)との仕事で制作した作品にも注目します。
 魅力的な美の世界と恋愛事情も交えつつ、夢二が愛した東京を考察し、多数のスライドをご覧頂きます。


【講師略歴】 石川 桂子(いしかわ けいこ)
竹久夢二美術館(東京・文京区)学芸員。 國學院大學文学部史学科卒業。 著書に『竹久夢二 恋の言葉』『大正ロマン手帖』(河出書房新社)、『竹久夢二詩画集』(岩波文庫)。執筆に『大正史講義 文化篇』(筑摩新書)など多数。近刊『夢二の東京さんぽ手帖』(中央公論新社)。

【図版】
「APL・FOOL」・「花やしきの裏道」・「セノオ楽譜 お江戸日本橋」
日時 10/19 土曜日
 14:00~15:30

ホームページからのお申し込みは、受講日の1日前までとなります。

受講料 会員  1回 3,300円(うち消費税額300円)
一般  1回 3,300円(うち消費税額300円)
維持費 220円
初回持参品 筆記用具

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