東西文明の十字路に位置するトルコ・イスタンブール。実は猫好きな人におすすめの街としても有名です。レストランやお店を得意げに巡回する猫、世界遺産でのんびりと昼寝をする猫、カフェで一番やわらかく座り心地が良いソファーは猫様の指定席…そんな猫たちを温かいまなざして見守るトルコの人々。街角をのぞくと、猫たちが自由気ままに暮らし、人と猫が程よい距離感で暮らしています。猫なしでイスタンブールの魅力は語れないほどです。　
　世界中の猫に出会う「ねこ旅」を続けている写真家のこがまゆさんが、ファインダー越しに見つめてきたトルコの人びとと猫とのふれあいの姿をご紹介します。

◎協力：ユヌス・エムレインスティトゥート トルコ文化センター　

【講師略歴】こがまゆ
　写真家。2011年から世界中の猫に出会う旅「ねこ旅」を続けている。写真のテーマは「猫は人を笑顔にしてくれる」、「猫がいてくれる幸せ」。これまで訪れた国は、トルコ、マルタ、モロッコ、クロアチア、キプロス、ギリシャなど。幾度となく訪れたトルコのイスタンブールは、世界で一番愛する街。2018年からは、トルコの公的機関であるユヌス・エムレインスティトゥート トルコ文化センターの協力のもと、猫写真展の開催や、映画上映会、トルコフェスティバル等のトルコ関連イベントで猫写真を通してトルコの魅力を伝えている。2020年11月には、イスタンブールのベイオウル地区と友好都市である東京都文京区の主催で、写真展「トルコのねこ」を開催。トルコのメディアでも多数取り上げられ、イスタンブールでの写真展開催も期待される。婦人画報2023年1月号に「イスタンブールの猫旅」が掲載。