講座コード:202304-18011002 2023年3月23日 更新

公開

神話を知れば“神”も“人”も愛は同じ

ルーヴル美術館展の「愛の名画」を100倍楽しむ

美術評論家 NPO美術教育支援協会理事長谷岡 清

 話題の「ルーヴル美術館展 愛を描く」(3/1~6/12 国立新美術館)の名画から、神話を題材にした「愛のかたち」を読み解きます。
 “愛”は人類の永遠のテーマです。愛に喜び、愛に悲しむ――男女を問わず、年齢を問わず、すべての人は、愛の中で生きています。わが子への慈しみ、好きな人と暮らす喜び、人生を共に過ごした老夫妻の安らぎ、愛は喜びに満ちています。でも、愛はいつもやさしいわけではありません。片思い、裏切り、離別――そこに愛憎のドラマが生まれ、文学が生まれ、名画が生まれます。しかし、そのままではあまりに生々しいため、登場したのが美しく理想化された神々です。古代のギリシャ人たちは、人間のどろどろを神に託すことで濾過したのです。ただ、余りに理想化された神々は、少しもおもしろくないことに気づいた古代人は、少し人間味を加えたのですが、神々は勝手に変身して、人間以上に人間っぽくなりました。だから神話はおもしろいのです。
 この講座では、画家が神の姿を借りて封じ込めた“人間の本性”を解き放ちます。さて、何が現れるか! お楽しみに。

*HP掲載画像=フランソワ・ジェラール《アモルとプシュケ》1798年 パリ、ルーヴル美術館 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Tony Querrec / distributed by AMF-DNPartcom


日時 4/22 土曜日
 13:00~14:30

ホームページからのお申し込みは、受講日の3日前までとなります。

受講料 会員  1回 3,300円(うち消費税額300円)
一般  1回 3,850円(うち消費税額350円)
維持費 220円
ご案内 ●会場:読売新聞東京本社3階「新聞教室」(地下鉄「大手町駅」C3出口直結) お申し込みは、下記の申込ボタンからインターネットでクレジット決済できます。 払込用紙をご希望の方は「お問い合わせ」に必要事項をご入力ください。コンビニでお支払いできる用紙をご郵送いたします。(手数料154円がかかります)
●ルーヴル美術館展 会期:2023年3/1(水)~6月12(月)/会場:国立新美術館(東京・六本木)
初回持参品 筆記用具、ペンライト(講座中は暗くなりますのでメモを取る方はご用意ください)

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