キリスト教音楽の文化史~バラッドと賛美歌~

元青山学院大学兼任講師・声楽家
竹内 智子

 キリスト教音楽というと、何が想像されるでしょうか?ー荘厳なパイプオルガンの響き、少年合唱隊の清らかな歌声、ゴスペルのパワフルなリズム…。

 中東で生まれたキリスト教が、世界各地に伝わる過程で異文化に接して変容を重ねたように、その音楽も想像以上に多彩です。
 この講座では、キリスト教音楽をその背景にある風土、歴史、文化と共に多角的に捉えながら解説します。そして音源や映像、時には実演も含めて鑑賞を多用しますので、キリスト教音楽に対するイメージを広げていただければと思います。

 この講座の独自性として、まずヨーロッパ文化のルーツであるケルトとキリスト教の出会いから始め、ゴスペルにいたる英・米のキリスト教音楽の流れを、特に口承伝承:歌に注目してたどります。
1000年以上の時を経て継承されてきた、言葉と魂の「声」を聴きたいと思います。


[プロフィル]
竹内智子(たけうちともこ):声楽・キリスト教音楽
青山学院大学英米文学科卒業後、東京藝術大学音楽学部声楽科及び同大学院修士課程修了。
ハーグ王立音楽院に留学、R.スチュワート氏に師事。中世~近代の歌曲の演奏・指導の他、英米の歌曲や宗教音楽の紹介にも努め、各地で講演などを行っている。また青山学院大学、恵泉女学園大学ほか各大学で長年キリスト教音楽を教えた。共著に「想像力の飛翔」(北星堂書店)、共訳に「ジョスカン・デ・プレの音楽研究」R.スチュワート(静岡大学)、「モード音楽の為のモード精神」同(季刊リコーダー2017秋号)など。野村学芸財団理事・選考委員。キリスト教史学会、青少年音楽協会、横浜プロテスタント史研究会会員。

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【テーマ】

前半の講義では、
・概論:アメリカの音楽と宗教
・ケルトの世界観
・ケルトと初期キリスト教との出会い
・初期キリスト教音楽の痕跡の残るアイルランドの聖歌
・ケルト以来のイギリス・バラッドの世界 など

(後半の予定)
・バラッドと賛美歌の関係
・イギリス・ルネサンス期の文化(演劇・音楽)
・宗教改革(国教会と音楽)
・ピューリタンの出現と新大陸アメリカへの移住
・アメリカの白人の植民地社会と音楽の変容
・移民や黒人奴隷の歴史
・リヴァイバル運動における白人・黒人のスピリチュアル~ゴスペルの誕生
・キング牧師の公民権運動と音楽の力 など

【日 時】

第1 火曜日  15:00~16:30

10/6、11/3、12/1

【受講料】

会員: 3か月 3回 11,550円(うち消費税額1,050円)

【維持費】

1,155円

【教材費】
教材費
165円
【途中受講】

できます

【見 学】

できます 無料20分

【体 験】

できます 体験料 4,290円(うち消費税額390円)

【初回持参品】

筆記用具

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