18~19世紀初頭のロンドンとパリー ボー・ブランメルと二都の時代
西洋史を読み解く
|
近世西洋史とファッションの案内人/ベルサイユのばら同好会主宰
安瞳 麗
|
|
|
19世紀のイギリスは、産業革命による経済発展と都市化によって、社会や人々の暮らしが大きく変化した時代でした。貴族に代わってブルジョワジー(中産階級)が社会の中心となり、住宅、家具、服飾、芸術、余暇の楽しみ方まで、新しい生活文化が築かれていきます。
一方で、工業化による大量生産や画一化への反発も生まれ、手仕事の価値や「美しい暮らし」を見直そうとする動きが広がりました。その代表が、ウィリアム・モリスを中心とするアーツ・アンド・クラフツ運動です。また、ラファエル前派や耽美派の芸術家・作家たちは、中世への憧れや「芸術のための芸術」という理念を掲げ、新たな美の世界を切り開きました。
こうしたイギリスで育まれた思想や芸術は、やがてヨーロッパ各地へと広がり、アール・ヌーヴォーやウィーン分離派(セセッション)、さらには20世紀のモダンデザインへと発展していきます。
今回は、建築、美術、家具、インテリア、染織、宝飾、ファッション、出版、生活文化など幅広い分野を取り上げながら、「なぜこの時代に新しい芸術が生まれたのか」を社会的背景とともに読み解きます。作品を鑑賞するだけではなく、その背後にある思想や時代精神、人々の暮らしとのつながりを理解することで、19世紀から20世紀初頭にかけての英国とヨーロッパ文化の流れを立体的にたどります。
|
|
| 【テーマ】 |
7/8 産業革命が生んだ新しい社会 ― ブルジョワジーとヴィクトリア朝文化
産業革命による社会構造の変化、都市化、中産階級の台頭、住宅文化、百貨店、消費社会などを通して、19世紀イギリス社会の基盤を学びます。
7/22 手仕事が未来を変えた ― アーツ・アンド・クラフツ運動
ジョン・ラスキンやウィリアム・モリスの思想を中心に、工芸、住宅、家具、出版、生活文化を通して「美しい暮らし」という理念を探ります。
8/12 美の理想を求めて ― ラファエル前派と耽美派
ラファエル前派の絵画や文学、オスカー・ワイルドら耽美派の思想を取り上げ、美と芸術の新たな価値観を考えます。
8/26 花開く曲線の芸術 ― アール・ヌーヴォー
イギリスからヨーロッパへ広がった芸術改革をたどり、建築、ガラス工芸、宝飾、ポスター、ファッションなど多彩な分野におけるアール・ヌーヴォーの魅力を紹介します。
9/9 ウィーンが生んだモダンデザイン ― セセッションとウィーン工房
クリムトやホフマンらの活動を通して、芸術と生活を融合させる総合芸術の理念と近代デザインの誕生を学びます。
9/23 芸術は暮らしを変えた ― モダンデザインへの系譜
アーツ・アンド・クラフツからアール・ヌーヴォー、セセッションを経て、ドイツ工作連盟やモダンデザインへとつながる流れを総括し、現代デザインへの影響を考察します。
|
| 【日 時】 |
第2・4 水曜日 15:00~16:30
7/8、7/22、8/12、8/26、9/9、9/23
|
| 【受講料】 |
会員:
3か月 6回 19,800円(うち消費税額1,800円)
|
|
【維持費】
|
2,244円
|
|
【教材費】
|
|
| 【途中受講】 |
できます
|
| 【見 学】 |
できます
|
| 【体 験】 |
できます 体験料 3,894円(うち消費税額354円)
|
|
【ご案内】
|
※3か月ごとにテーマが変更となります。
2026年4月から教室変更。6番教室です。
|
|
【初回持参品】
|
筆記用具
|
※受講料や維持費、教材費等は消費税込みの金額です。講座開始日前のご入金をお願いします。
※開講できない場合や、日程、内容が変更になる場合があります。
※当社側の事情で講座が成立しない場合は全額を返金します。お客様の都合でお申し込みをキャンセルされた場合は、受講規約に基づき、所定の手数料を承ります。
※公開講座以外は入会金が必要です。
※新規受講の方は、ほとんどの講座で残り回数分での受講が出来ます。
よみうりカルチャー横浜
〒220-0011 横浜市西区高島2-18-1 横浜新都市ビル(そごう)9階 TEL/045-465-2010

