松本清張と昭和の原風景

明治大学准教授
酒井 信

 印刷画工だった松本清張は、風景が思い浮かぶ作品を数多く記してきました。例えば『点と線』の舞台となった福岡・香椎の海岸、『ゼロの焦点』の舞台となった能登半島の断崖、『波の塔』の舞台となった富士の樹海など、清張作品の風景は強い印象を残します。
清張原作の映画も優れた作品が多く、特に監督・野村芳太郎と脚本・橋本忍で「張込み」「ゼロの焦点」「影の車」「砂の器」が製作されています。松本清張は映像化に向いた作品を数多く記して、昭和を代表する人気作家となりました。
 この講座では拙著『松本清張の昭和』(講談社現代新書)を参照しながら、「張込み」『点と線』(佐賀・福岡)、『ゼロの焦点』(能登半島)、『球形の荒野』(神奈川)、「疑惑」(富山)など、清張作品とその映画で描かれた風景に着目し、松本清張の人生と彼が記した「昭和の原風景」に迫りながら、社会や価値観の変化について考察していきます。

【講師プロフィール】1977年生まれ。早稲田大学卒業後、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。専門は文芸批評・メディア文化論。著書に「松本清張の昭和」(講談社)、「吉田修一と『国宝』の世界」(朝日新聞出版)、「松本清張はよみがえる」(西日本新聞社)などがある。

ページのおわりです
【日 時】

第1 日曜日  13:00~14:30

10/4、11/1、12/6

【受講料】

会員: 3か月 3回 11,880円(うち消費税額1,080円)

【維持費】

1,155円

【途中受講】

できます

【見 学】

できます

【体 験】

できます 体験料 4,345円(うち消費税額395円)

【ご案内】

著書『松本清張の昭和』(講談社現代新書)を参照します。

【初回持参品】

筆記用具

※受講料や維持費、教材費等は消費税込みの金額です。講座開始日前のご入金をお願いします。

※開講できない場合や、日程、内容が変更になる場合があります。

※当社側の事情で講座が成立しない場合は全額を返金します。お客様の都合でお申し込みをキャンセルされた場合は、受講規約に基づき、所定の手数料を承ります。

※公開講座以外は入会金が必要です。

※新規受講の方は、ほとんどの講座で残り回数分での受講が出来ます。

よみうりカルチャー横浜

〒220-0011 横浜市西区高島2-18-1 横浜新都市ビル(そごう)9階 TEL/045-465-2010

印刷