世界で活躍する現役の指揮者と、クラシック音楽について語り合ってみませんか。クラシック音楽を聴いて知識を深めるには、「作曲家」、「作品」、「演奏家」について理解することが大切です。まずは誰もが耳にしたことがある楽曲の演奏を録音で聴きながら、その作曲家や楽曲ができるまでの背景について伝えます。また「演奏中に指揮者は具体的に何をするのか」など、演奏家にまつわるエピソードも指揮者目線で紹介します。そして、講師が30年間世界中で指揮してきた豊富な経験をもとに得た知見で、知りたい意欲があふれる、知識の収集方法についても伝授します。クラシック音楽が大好きな方はもちろん、音楽初心者から演奏経験者まで、知りたい、語りたい方々のための、音楽サロンのようなイメージなので、気軽に参加できます。受講者から「次はこの曲を聴きたい」と希望を伝えてもらえれば、講座はより一層盛り上がることでしょう。

［講師紹介］
英国王立音楽院に学ぶ。これまでにイギリス室内管弦楽団、フィンランド・クオピオ管弦楽団、札幌交響楽団の指揮者を歴任。イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、オランダ、フィンランド、アメリカ各国のオーケストラを指揮。日本国内の多くのプロオーケストラと公演を重ねている。ズッカーマン、マイスキー、ユジャ・ワンなど著名なソリストとの共演多数。