講座コード:202404-01290006 2024年2月14日 更新

源氏物語に親しむ

よみうりカルチャー講師新井 英之

 この講座では、『源氏物語』宇治十帖への入り口にもあたる、いわゆる「匂ふ三帖」ともよばれる、匂兵部卿巻、紅梅巻、竹河巻のうち、最後の竹河巻を読みすすめます。
 「これは、源氏の御族にも離れたまへりし後大殿わたりにありける悪御達の落ちとまり残れるが問はず語りしおきたる」と語り起こされるこの巻は、亡き光る源氏の一族の話題から離れ、後の太政大臣(髭黒)の邸に勤めていた口さがない女房たちの問わず語りを聞いた上で語られた物語です。話の中心は、すでに亡き後の太政大臣と妻・玉鬘との間に生まれた二人の姫君、大君と中の君の結婚です。姫君たちの将来に思い悩む母の玉鬘、そこへ息子・蔵人少将を婿に入れたい右大臣・夕霧の思わく、姫君の入内を求める冷泉院や今上帝……。物語は、紅梅巻につづいて「藤原」の人々の行く末へと展開します。
 源氏物語の本文とともに現代の名訳も味わいながら、物語をたのしむ90分の講座です。

日時 4/9、4/23、5/14、5/28、6/11、6/25
第2・4火曜日 11:00~12:30

ホームページからのお申し込みは、受講日の4日前までとなります。

受講料 会員 3か月 6回 21,780円(うち消費税額1,980円)
維持費 2,310円
教材費
コピー代 330円
テーマ 【日程】 *ページ数は『古典セレクション⑫ 源氏物語』に拠ります。
4月9日  P78・L1  これは、源氏の御族にも離れたまへりし
4月23日 P84・L8  六条院の御末に、
5月14日 P91・L1  夕つけて四位侍従参りたまへり。
5月28日 P96・L1  侍従の君、まめ人の名を
6月11日 P100・L3  少将は、この源侍従の君の
6月25日 P106・L9  尚侍の君、かくおとなしき人の親に  


【テキスト】
 小学館古典セレクション『源氏物語12』を使用します。現在、古典セレクションがたいへん入手が難しくなっております。角川ソフィア文庫『源氏物語8』、新潮社日本古典集成『源氏物語六』などでもかまいません。お求めやすく、読みやすいテキストをご持参ください。

*講座の進捗は目安です。内容により、前後することがあります
途中受講 できます
見学 できます
体験 できます 体験料 4,070円(うち消費税額370円)

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※残席状況は申し込み手続き中に変動する場合があります。

※受講料や維持費、教材費等は消費税込みの金額です。講座開始日前のご入金をお願いします。

※開講できない場合や、日程、内容が変更になる場合があります。

※当社側の事情で講座が成立しない場合は全額を返金します。お客様の都合でキャンセルされた場合は、所定の手数料を承ります。

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