[おうちで学びたいこと探そう]ネコを描く ― 柔らかにネコらしく―

情報誌「よみカル」から、特集した講座記事を紹介します。

コロナの後、始めたいこと」お家でゆっくり考える時のご参考にどうぞ。

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ネコを描く

色鉛筆をぼかす

 ネコのふっくらした手触り感まで伝わってくる目羅健嗣さんの絵。柔らかな表現は色鉛筆から生まれてくる。

 「色鉛筆を油でぼかすのが、この技法の特徴です」

 油絵で使われる筆洗油を布に薄く染み込ませ、色鉛筆の上からなでるように擦(こす)る。一般的な色鉛筆は油性なので、線や塗りが溶けてきれいなぼかしが作れる。その上からさらに加筆すれば、まるで何百本も線を描いたような自然な毛並みが表現できる。

 「リアルに見えても実際は毛の1本1本を描いているわけではありません。省略したり強調したり、どこにネコらしさを出すかがポイントです」

 もともとは、絵本『ごんぎつね』の作者である黒井健さんの技法だそう。

 「あるテレビ番組で披露していたのを見て、面白いと思って試してみました。絵の具が乾くのを待つ必要がないので、大胆にどんどん描け、短時間で厚みのある絵が描けます」

 目羅さんは1作品を5、6時間で仕上げてしまう。なれた生徒さんも2、3回の講座で描き上げる。

 「しかも、準備も片付けも簡単。お金もあまりかからない」


皆が大のネコ好き

 目羅さんは大のネコ好き。もちろん、生徒さんたちもネコ好き。絵の題材は、自慢の飼いネコだ。描くことで、ネコを見る目が変わってくるという。

 「こんなふうに毛が流れていたんだ、と改めて見入ってしまいました」と生徒さん。「子ネコの頃から何度も描いているけれど、描く度に表情が違います」「ネコの写真を撮ることが趣味ですが、描くことでネコにより深く向きあえるようになった」と楽しさを語る。

 「注意深く観察できるようになると大丈夫。もう描けるようになっているはず」と目羅さんはほほ笑む。

 「もし、絵は得意じゃないから......と諦(あきら)めているとしたらもったいないこと。デッサンなど難しいことは後回しにして(笑)、自分のセンスで楽しく描いてほしい。色鉛筆だから手軽で簡単。ネコ好きならもうそれだけで大歓迎です」


「よみカル」2017夏掲載 「ネコを描く」の目羅健嗣(めら けんじ)講師



目羅健嗣 講師の講座 ※講座名をクリックすると講座詳細ページにリンクします


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