《講師から》ポジャギ・韓国刺しゅう 内田 久美子さん

大森センターでご活躍の講師から、講座にかける思いや、情熱を語っていただきました。

 

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残り布を活かす庶民の知恵

 残り布を継ぎ合わす庶民の知恵から生まれたポジャギ、韓国のパッチワークとも言われます。私との出会いは、以前あるところで目にした100年前のアンティークでした。作品の素材は麻、時の流れが白色からアイボリーへと色合いを変えていました。その自然な風合いと、光をうすく透かしてみせる韓国の麻の素材感・・・高級な絹地を使った黄色や赤に青といったきらびやかで派手な作品もいいけれど、クラシカルでシックなものもいい――作り手の感性によって紡ぐ韓国手芸に魅了されました。

 最大の特徴は光にかざすと違う色に見えること。夏には窓にポジャギの日よけを掛けると、なんとも涼やかな窓辺に変わります。

 日本にもモノを大切にする文化があります。ポジャギと日本の手芸の良いところを融和させて、生活に役立つ作品を皆さん一緒に作っていきたいですね。

 

 

<プロフィル>

内田 久美子講師

静岡県焼津市出身。ポジャギに魅了され、手芸作家・崔良淑さんが主宰する「からむし工房」にて学ぶ。現・同工房講師。2013年から大森センター講師。

 

ポジャギ   3水曜 13001500

韓国刺しゅう 1水曜 1300150