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読売文化センター京葉・釣り教室《ハナダイ・コマセシャクリ釣り》 平成16年10月16日 講師・松村登志雄
10月16日(土)に片貝港・増栄丸より出船した。 片貝漁協が1年間以上自粛していた「午後釣りのコマセシャクリ」がようやく解禁となり、当教室としては昨年の2月以来待ち続けていた釣りに、ようやく出ることができた。 8月、9月と良い釣果に恵まれ、天候も台風の合間の好天日にあたり申し分なかったので、今月もうまくいけば良いのだがと祈っていた。 年間上陸数の記録更新を続けている台風については、上陸すれば10個目となる台風23号はまだ南方海上で、その影響を避けることはできた。 釣果についてもインターネットで調べたところ、前日(15日)の増栄丸の竿頭はハナダイ46尾にアジ35尾、それにイナダ、カンパチがまじったということで、おおいに期待を持たせてくれた。 当日朝、外の様子を見てみると、弱い風があって曇り空の肌寒い感じではあるが、出船には何の問題も無さそうだったのだが、一応船宿に電話を入れて現地の様子の確認を取ったところ、「朝船の釣況についての連絡は未だ無いが問題無く出船しているので、午後船もいつも通り出船します。」ということだった。 筆者は亀戸駅でAM8:30に佐原さんと鈴木さんに合流し、集合場所の東金有料道路の野呂PAに向かった。 京葉道路の渋滞を予測して早めの時間設定をしていたのと、途中、いつも通り穴川料金初所を過ぎたあたりでは渋滞していたが、それもたいした渋滞ではなかったため、野呂PAに集合時間のAM10:30より1時間以上早く到着してしまった。
皆さんの時間厳守の姿勢に感心すると同時に「感謝!、感謝!!」の心境だった。 結局、港にはAM10:30前に到着し、出港まで2時間ほどの時間ができた。 その時間を利用して、この釣り初参加の人たちに教室では実演できないシャクリ方を実際の道具を使い岸壁を船縁に見立てて説明したり、早めの昼食をとったり、港の様子や港の横の砂浜でのサーフィンの様子を見学したりした。 その時には、4日後に関東地方を直撃した台風23号の影響による高波のため、みんなで見ていた堤防で工事中の2名の方が犠牲になるなどとは、夢にも思っていなかった。 2名の方のご冥福を祈るとともに、海の怖さを心に焼き付けておきたい。 船が朝釣りから帰港後、当教室メンバーは左舷ミヨシから筆者、佐原さん、内藤さん、清水さん、鈴木さん、南雲さん、遠藤さん、そして他の乗合客1名と入り、片舷8名で合計16名での出船となった。 港にいる時には、風はあまり強く吹いていなくて波もあまりあるとは思えなかったが、港を出て釣り場に着くまでに結構水を被ってしまった。 当日朝の釣りはあまり良くなかったということもあって、最初はアジ場での釣りとなった。 片貝のアジ場でのアジ釣りと言えば、いつもなら家に帰って処分に苦労するほどに釣れ過ぎる釣りなのだが、当日のアジはご機嫌斜 それでも東京湾のアジのご機嫌斜めと違って、投入してから魚信があるまで平均的に時間は掛かるものの、魚信の無い投入の方が少なかった。 とは言え、アジが掛かるまでに時間が掛かり、かつ、なかなか追い食いをしてくれないので、1投入1尾と効率の悪い釣り釣りになってしまう。 また、こういう食いの渋い日には、追い食いを待つ間にバレてしまうことも多くなるため、ますますダブル、トリプル釣りを狙い難くなって、悪循環となってしまう。 しかし、さすがに片貝だけあって、時たまではあるがダブル、トリプルもあってお土産分のアジは確保できたので、後半は鯛場へと移動した。 鯛の活性が低い時でも片貝のアジは元気に食い気を見せてくれることが多いのだが、その頼みのアジさえも活性が今一なのだからハナダイの活性は推して知るべしで、我慢の釣りを強いられた。 時たま魚信を送ってくるハナダイはほとんどがベタ底で、上に誘い上げても滅多に掛かってくれなかった。 しかし、シャクリで誘い上げて掛かってきてくれるハナダイがゼロと言う訳ではないし、またシャクリ上げで掛かるハナダイの方が比較的大きいようだった。 当日の釣り方としては、活性の高い時のように直ぐにシャクリ上げて棚を探るのではなく、底近辺で時間を掛けて待ち、魚信が無いようなら上の棚にシャクリ上げていく、と言う釣り方が良いように思えた。 当日は風がだんだんと強くなり、帽子が飛ばされそうになるくらいだった。 またうねりも大きく、仕掛けを安定させることが難しかったし、なによりエサの安定した動きで誘うコマセシャクリには辛い一日だった。 それでも、ハナダイは15尾を頭に平均約7尾、アジは35尾を頭に平均約18尾、それにサバ、ソーダガツオ、ウマヅラハギなどの外道が平均約7尾と、お土産には充分過ぎる釣果だったが、片貝の釣果としては少し物足りない結果だった。
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